1. HOME
  2. 私たちのFA
  3. 香水
  4. 【ゲストFA♯01 香水】残り香すら愛してしまうフエギア1833のムスカラ
香水

【ゲストFA♯01 香水】残り香すら愛してしまうフエギア1833のムスカラ

香水

 

ネタが尽きたらゲストのFAに頼るので心配ないさぁ〜と公言している当編集部。
即効で伺って参りました。

記念すべき第一回目。FAを教えていただくゲストは……

 

勝田 彩さん
Aya Katsudaさん
Twitter
化粧品会社ポーラのPR担当。
スキンケア、ヘアケア、Spotifyでの音楽掘り、食とうつわ、お酒が趣味です。新卒でウェディング会社のスタイリスト→広報/PR→転職し2018年より現職。

ーー早速ですが、ジャンル問わず、あなたの「ベスト越えのファイナルアンサー」を教えてください!

Ayaさん: はい! 香水についてお話させてください。フエギア1833のMUSKARA PHERO J(ムスカラフェロジェイ)が私のFA香水です。

香水のFA。フエギア1833のムスカラフェロジェイ

ーー美容ギアではなくフエギア! マスカラではなくムスカラ! 筆者は香水に全く明るくないので初めて聞く名前です。

Ayaさん: フエギアは2010年、ブエノスアイレスでジュリアン・ベデルにより創業されました。
六本木のグランドハイアット東京にサロンが入っています。

ーーステキー!! これ日本ですか!! とんでもないですね、六本木ってやつぁ!

一線を画してるムスク。フラスコの中より私の肌にのせた香りがFA<

Ayaさん: 2018年の夏に初めて足を踏み入れて、その時にムスカラがFAとなりました。
特段詳しいわけではないのですが、香水など香りものは物心ついた頃から好きで、特にムスク系が好きでした。
フエギアのムスカラは同じムスクでも一線を画してます。

「フエギア 1833(FUEGUIA 1833)」が、フェロモンの模倣をテーマにした香水「ムスカラ フェロ ジェイ(MUSKARA PHERO J)」。ムスカラ フェロ ジェイは、アマゾンやアンデス地方の伝統医療に用いられていた催淫効果のある植物からインスピレーションを得て、フェロモンと類似した分子構造をもつ「香りのない分子」を採用。肌の持つ香り分子を吸着して揮発を促す効果のある成分が、香水を身につける人が持つ本来の魅力を引き出す。

その理由が「人によって香り方も印象も全く異なる」ことです!
フエギアではフラスコの中に香りが入っていてそれを試すんですが、フラスコの中の香りと、肌にのせたときの香りがまず違いまして。
中でも特にムスカラフェロジェイは人によって香り方が全然変わるそうなんです。
フラスコの香りを試した時点で、クラッとくるくらい私にとっては良い香りだったんですが、驚いたのはそのあとで。
初めて自分の肌にのせてしばらくして香ったとき、なんともパウダリーで、甘くふんわりして、それでいてお香のような落ち着きとやさしさ、懐かしさに包まれて、「うおおお!!なんだこれは!!!フラスコの中よりいい匂いじゃないか!」ってなったんです(笑)。

脱いだ服からほのかに香る残り香すら愛してます

ーーパウダリーで甘くふんわりで落ち着きと優しさ……あやさんの雰囲気やお人柄にぴったりですー!! 実際につけた時、フラスコの中よりいい匂いに変化するって大事ですよね! フラスコの中がピークだったりすることもけっこうあるんで……。

Ayaさん: ムスカラは香りのない香水というふうに創業者のジュリアンが仰っていて、まさにその人自身の香りを引き出すらしく。季節や体調やホルモンバランスによっても微妙にかわります。
ちなみにスタッフさんは、何度つけても「無臭」と言ってました。私がつけたときのようにはならないと。
これって凄くない?と思いまして。

ーー香りのない香水〜!? 題名のない音楽会みたいな……(違うけど)しかも人によっては無臭って! そんなサイドエピソード含めて「我輩の香りなりぃー!」っていう特別感が増しちゃいますね。

Ayaさん: そうなんです。「私にとってこの子は無臭です」とスタッフさんが興味深そうに仰るので、え?!って三度見しました(笑)。
それ以来、どんな良い香りを試しても、この子を超えるものには出会っていないです。脱いだ服からほのかに香る残り香すら愛してます。
逆に、この香りをそこまで偏愛しているのは私ぐらいかもと、スタッフさんに言われてます……(笑)。

ーーめちゃくちゃ愛が伝わってきます。どのようなTPOで使われていますか?

Ayaさん: 朝顔を洗ったらまずお腹あたりに1プッシュしてますね。
そして香り自体淡くてあまり主張がないので、仕事で出かけるときには他の香りをレイヤードしたりもします。
逆にきちんとしたお食事の場とか、香りを強くしたくない日はこれだけです。
自分の半径1メートルくらいに幸せ漂う感じなので(笑)、全身に振りかけてもそこまで強くなくて。
フィジカルディスタンスの今は、他の人にはあまりわからないかもしれません。
甘さや優しさだけでなく、ひとことでは表現しがたい複雑性があり、香りの余韻に満たされているうちに癖になって、忘れられなくて、何度でも戻ってきちゃう感じです……(笑)。

パッケージ、ストーリー、空間……サロンでの体験込みの価値

ーーAyaさんの日常に完全に溶け込みつつ、確実に毎日あやさんの気分を底上げしてるんですね。私もそんな香水に出会いたい!

Ayaさん: そうですね!! この子が自分の肌と一体化した香りが本当に好きです。
香りはなかなかこれ!っていうのに出会わないから難しいですよね。
先日再びフエギア参りをしてきて、パルファンだけでは飽き足らず、さらに香りの持続性がある、プーラエッセンシアという小瓶まで連れ帰ってきました(笑)

ーープーラエッセンシアって初めて聞きました。香りが濃いんですね?

Ayaさん: フエギアのプーラエッセンシアは究極のピュア香水で1滴ずつ使うんです。
普通はこれとパルファンは別の香りを遊び、レイヤードを楽しむものだと思うのですが、わたしは両方ムスカラフェロジェイ。そんな人初めてかもと言われました(笑)。

他の香りもひと通り試すし、良いなと思うものもあるんですけど、フラスコの中の方が良い香りで、わたしの肌にのせると印象変わっちゃったりで。
この子だけはフラスコを越えるので(笑)。
フエギアはあと、サロンでの体験含めて買ってると思ってます。

ーー体験や世界観込みですね。それがセットだと強いですよね。そういうFAって熱く語ってしまうし語れてしまうものだと思っています。

Ayaさん: パッケージも環境配慮の取り組みもスタッフのサービスもなにもかも素晴らしいので。
口コミをみてオンライン買うのも良いですが、できればサロンに行って欲しい(今はなかなか行きづらい状況だと思いますが)。
香りが生まれるまでのストーリーとか、あのラボのような神聖な空間とか含めてぜんぶが好きで魅了されています。
ポーラも誰かにとってのそうでありたい(笑)。

ーー自社愛も忘れない、できる女性……! そんなAyaさんを虜にするフエギア1833を私もサロンで体験したいと強く思いました。本日は本当にありがとうございました!

Ayaさん: ありがとうございました! 是非一緒に行きましょう!

 

編集部より:初回からこんなに真摯で魅力的なFAをお伺いできていいんでしょうか!
我々のFA精神を汲み取っていただき、まさにプーラエッセンシア(早速使う)のようなピュアな想いと言葉を抽出してインタビューに答えてくださったAyaさんのおかげです。
AyaさんにはコスメのFAも伺っておりますので、第二弾もお楽しみに!

FUEGUIA 1833
2010年、ブエノスアイレスでジュリアン・ベデルにより創業されたFueguia 1833は、世界的な香水の分野(世界)に独自の概念をもつ。インスピレーションの源泉は、アルゼンチンのベデルの生誕地や彼が幼少期を過ごした場所だ。それらの土地には、新たなフレグランスを生み出すことへの刺激が無限にある。ブランドは南米の活気に満ちた文化を特徴づける、歴史、芸術、音楽、自然へのベデル自身の賛辞を表現する。