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昭和生まれが平成で恋して、令和にまた刺さっているもの3選

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平成一桁ガチババア。

最近よく聞くこのフレーズ。
初めて聞いたとき、平成一桁の時代にイケイケバリバリだった女性のことを指すのかな~と思って
「私だ~!」なんて無邪気に元気よく名乗りあげたわけです。
ところがどっこい。
「平成一桁に生まれた世代」のことだったなんて聞いて、 即座に穴を掘って入りました。

あの頃ハマったアイテムと令和に再会

そうです。私は昭和の女。 昭和に生まれ、平成を全力疾走してきた私。あの頃どっぷりハマっていたアイテムと再会し、軽い気持ちで買ってみたら、まさかの好きのぶり返し!
まずは「大人になったらいっそ粉のままでいきたい」と思っていたあのドリンクから!
みんな好きだったよね?

飲み物というより魔法の粉 ネスレ ミロ

我が家はこよなく麦茶を愛し、麦茶とともに生きているといっても過言ではありません。

子供時代から麦茶以外の飲み物が家にあることは稀で、ジュースなんてお中元・お歳暮時期のサプライズ。そんな厳格な麦茶一家において、例外的に存在していたのがミロ。
甘くて美味しいだけじゃなくて、栄養まであるなんて、子供の味方!奪い合うかのように飲んでいたので、魔法でも使ったの?というくらいあっという間になくなっていました。
あまりに美味しくてスプーンで袋から直で口に運びたい衝動に駆られたものです。
牛乳が苦手だった私でも、ミロさえあればガブ飲みできてしまう。そんなに大好きだったのに、なんとな〜く飲まなくなってからウン十年。
ある日SNSを見ていたら、飛び込んできた投稿。
「甘いもの欲はこれで一発撃退!」
これ言われるとダメよ。負け。買うしかなくなる。で、その投稿の画像を見ると、そこにいたのがミロでした。
しかもただのミロじゃない。

ネスレ ミロ オトナの甘さ

ミロのおいしさはそのままで、砂糖の一部を食物繊維に置き換えて甘さを抑えていると?ほほう。甘くないミロなんてミロじゃなくない?と思ったけども、久々のパッケージにノスタルジー爆発、
そして「甘いもの欲撃退」という魅惑フレーズに背中を押され、ドラッグストアへ旅立ちました。

探すとないのよ。
ないと、ますます見つけたくなるのよ。
ということで、何店舗も渡り歩いた後、無事に大人のミロを手に入れました!いえーい!
あぁ懐かしい。会いたかったよミロ。急にいなくなってごめんね。待っててくれてありがとう!
そんな気持ちで久々のミロ開封。

なーつかしー!これこれこの香り!ココア風だけど、ココアよりかは控えめで、かと言って美味しいの確定な豊かな香り。やだもう泣きそう!
子供時代、ミロの相棒は牛乳だったけど、中年時代には色んな飲み物があるのです。私はアーモンドミルクで作りました。

んんんんまっ!

甘さは控えめだけど、ちゃんとミロ!美味しい!懐かしい!
ただ1点問題が…。
ミロがとても美味しいので、甘いもの欲は落ち着く。落ち着くんだけど、ミロ欲が落ち着かない!むしろ暴れている!周りに止めてくれる大人がいないので、理性を保てない日だったら1日で一袋いっちゃいそう。

ダイエット中の方、甘いもの欲がとめられねーという方、ミロは令和の今でも私たちの健康と欲を両立させてくれる味方ですよ!
(ミロ欲については自己責任でお願いいたします。)

思春期ニキビから救ってくれた恩人オードムーゲ

もういいお年頃なので、ニキビは基本できないけども、中高生くらいは堂々たるニキビ肌でした。いわゆる思春期ニキビってやつですね。頬にも額にも、バイクのチェーン並みに等間隔で並んでいたあの赤くて痛々しいブツブツたち。憎たらしいったらない。
当時はSNSもなければ、ニキビで皮膚科に行く発想もない時代。そんな私の頼みの綱は一人だけ。
そうです。姉です。

「これいいよ」と教えてくれたのがオードムーゲでした。おそらく、私の人生で初めて自分で買った化粧水らしい化粧水だと思います。

オードムーゲ 薬用保湿化粧水 1,040円

本当はね、プロアクティブに手を出したかった。
でも、少女あきにとって通販のハードルは高かった。今だったら秒でポチるけど。
結果、ドラッグストアで買えるオードムーゲにすべてを委ねました。
あの独特の香り。ちょっとアルコールっぽい、病院チックな独特の香り。
今思えば好き嫌いが分かれそうですが、当時の私は「これで綺麗になれるんだ…!」とすんなり受け入れました。
即効性があったかは微妙。でも、新しいニキビができにくくなったのは確か。
肌が落ち着いていく感じがして、見事に救われました。
肌質も変わっていき、ニキビができにくくなると同時に乾燥を感じるようになったので、オードムーゲからは円満に卒業しました。

あれからウン十年!
思春期じゃないのに、顎にニキビができ始めてきた…こ、更年期?ストレス?寝不足?筋トレしすぎ?
言い訳の理由は無限に出てくるけど、とりあえず落ち着かせたい。不思議とジムに行く時間はあるのに、皮膚科の時間が取れない。ならば、記憶を頼れ。

オードムーゲどうかね…?いや、でもピチピチギャルの時から乾燥感はあったから、今の私じゃ余計ガビガビになるかなぁ。でも一度思い出したらもう使いたくてたまらない。あの独特な香りをかがせてくれ!

ということで、またもドラッグストアへ旅立ちました。

あるわー。懐かしい。白と緑の佇まい。商品ラインアップも当時より増えていて、オードムーゲの成長をしっかり感じることができて幸せです。(私はオードムーゲの恩師か!)
とりあえず化粧水でしょう。ということで化粧水を購入。さっそく使い始めました。

とは言え、令和の私のスキンケアはほぼFinalA産。メディオンで洗い、ウィラードでびしゃびしゃにし、ゼルV2とともにガリーヌで潤いを満たす。これでかんのぺきなので、さて、どこに挟もうか。プレ化粧水的に使おうかとも一瞬思ったけど、洗顔後まっさきにウィラードウォーターをびしゃがけするというFinalA法があるので、断念。結果、ウィラード後のポイント鎮静係 として投入することにしました。

昔より保湿感は上がったような気がするし、やはり新規ニキビはできにくい。ただ、敏感肌の方には刺激があるかもしれません。
おかげで肌の平穏を取り戻しました。想像以上に早く治ったので、オードムーゲ氏にはザラザラ背中とおしりのケアを頑張ってもらっています!

なのにだ。お気づきでしょうか皆さん。なんかもう1本ありますね。
そう、2025年10月に新商品が発売されていたのです。
オードムーゲってば頑張ってるじゃん!もはや親心でカゴにIN。

オードムーゲVC 薬用浸透化粧水 1,340円

大人ニキビに寄り添ったアイテムで、ビタミンC誘導体が配合されています。保湿感も元祖オードムーゲよりあり。
「ニキビを治した後の肌ケアも」という思想。そうそう!それよ!それ昔も欲しかった!けど時代を超えてありがとう!
顔の下半身からお腹あたりまでびっしゃびしゃにして使っていますが、デコルテのザラザラがだいぶ収まったのと、お腹が無駄にスベスベです!

思春期の私を助け、40代の私にも寄り添う。
オードムーゲは、いつ戻っても優しく迎えてくれる実家のようです。

高校時代を彩ってくれたLOVE BOATのミラー

ラブボート、ココルル、セシルマクビー、アルバローザ…。
もう名前を書くだけで泣きそう。
平成を彩った伝説のマルキューブランドたち。
みんな、どれかのショッパー持っていましたよね?
何派だったか教えてほしい!

私はね、断然ラブボート派でした。

鏡に、ポーチに、ショッパーにと、どこかしらにラブボの何かをぶら下げて歩いていた青春。

ミラーにはびっっっっちりプリクラを貼りまくり、頭にはなぜか黄色い花。腰にはファーのしっぽ。
ルーズソックスソックタッチ。「だれかソックタッチ貸して!」の声が飛び交う教室。青春でしかない。

時は流れ、大学に入ると同時にCanCam系へ移行。自然とラブボートも卒業していきました。
ちなみに今の愛読本は 数独。(人って変わりますね。)

そんなある日。
いつものようにネットを徘徊していたら、目を疑いました。

ラブボのミラーが、ZOZOに…ある?
夢?偽物?幻??
どうやらY2Kブーム再来で、リバイバルしていたのです。全く知らなかったーーー!!

LOVE BOAT (ZOZO)

思いもよらぬ再会に胸を熱くしながら、「昔は何色持っていたかなぁ」なんて思いを巡らせていたら、知らぬうちにポチっていました。
ウン十年ぶりのラブボミラーは、PDファッショナブルの味方・ヒョウ柄 にしました!(プリクラは貼っていません!)

若い子たちや外国籍の子に「可愛い!」と声をかけられてご機嫌な40代です!
私たちの青春は、流行で終わらなかった。文化として、令和にもう一度スポットライトを浴びているなんて胸アツ!

流行は繰り返すというけれど、しっかり進化しているからこそ、今でも愛されているに違いない。
平成の推したちは、まだまだバリバリの現役でした!

そう思うと、私たちも、進化を止めてはいられない。
では、時代に取り残されないように、筋トレしてまいります!