【美容×仕事】第一線で活躍するあやんぬさんに聞く!
本日は、あやんぬさんへのパーソナルに迫るインタビューシリーズ第三弾!!(勝手にシリーズ化しました)
第一弾はポーチの中身、第二弾はタイムスケジュールについてお伺いしてきました。
あやんぬさん
Twitter:@yannu61
Instagram:ayannu61
Blog:「ayannu美容日記」
Book:顔型とカラー診断で、自分が一番きれいに見えるメイクがわかる本
CSCA認定パーソナルカラー講師/メイクセラピープロデューサー/コスメコンシェルジュインストラクター
パーソナルカラー診断・骨格診断・顔タイプ診断・メイクレッスンのサロンワークにとどまらず、コラボ商品のプロデュースや書籍の出版など多岐に渡って活躍中。
得意なことは、似合うコスメ&カラーのアドバイス、骨格にあわせたメイクの提案、スキンケアのアドバイス。
FinalAメンバーがあやんぬさん×お仕事への想いを聞く!
今回は、美容の世界の第一線でご活躍されるあやんぬさんのお仕事への想いに切り込みます!
モチベーションが高い人大好きなFinalAメンバーが聞きたいことを、ヒツコスが代表してじゃんじゃんぶつけてきました。
あやんぬさんが美容の仕事に進もうと思ったきっかけを教えてください
あやんぬさん:ベタなんですけど高校生の頃好きな人ができて、その彼とうまくいきたいなぁと思って美容を頑張りたいと思ったんです。
その彼とは付き合って結果振られちゃったんですけど、化粧品を買いに行った時に、美容部員の方に似合うリップを勧めてもらって勇気が出たことが強く印象に残って、私もそういう風に女性の背中を押すような仕事に就きたいと思ったんです。
あやんぬさんが考えるご自身の強みってなんでしょうか?
あやんぬさん:人が好き、化粧品が好き、お節介!
昔からお節介なんです。自分が勧めて誰かが喜んでくれることが心から嬉しいです。
反対に弱みはなんだと思いますか?またそれとどう向き合っていますか?
あやんぬさん:おおざっぱなところ。好きなもの以外極端になんでもいいところ。
ご飯もなんでもいいんです。朝からカレーでもジャンクフードでも大丈夫(笑) 美容という観点でいうと、きっと食事も気をつけた方がいいと思うんですけど、大好きなもの以外に気が回らない……。
あとは、事務作業も苦手です。でも、昔は苦手なことも得意なことも全部自分でやっていたんですけど、最近は人に頼るということを覚えてきました。
なんでもかんでも自分でやっちゃうタイプなので、人に頼ることを努力するようにしています。
あやんぬさんのお客様のお悩みはどんなものが多いですか?
あやんぬさん:やっぱり似合うコスメが知りたいという人が圧倒的に多いです。
あとは、メイクのバランスが知りたいとか。マイナスをゼロにというタイプの方は少なくて、ゼロからプラスにという方が多いです。オンラインサロンのメンバーの方達もそうなのですが、基本的に前向きな方が多いですね。
パーソナルカラー診断のお仕事をしていて良かったと思うことはなんですか?
あやんぬさん:自信をもって理論でお伝えすることができることです。
自分自身も色の魅力を知ることで毎日のメイクが楽しくなりました。美容部員からカラーリストという道に進んだことで、より「その人に似合うコスメ」を伝えられることが増えましたし、たくさんの出会いが生まれたことです。
将来的にどうなりたいというイメージはありますか?
あやんぬさん:美容に携わることが第一で肩書きにはこだわっていないんですよね。
カラーリストになったとはいえ診断師という枠に留まりたくない想いは以前からあって、常に私にしかできないことを摸索中です。
その中で既に叶ったこともあって、「言葉の力を使ってもっと色の魅力を伝えたい」と思って書籍を出すことができました。顔型とカラー診断で、自分が一番きれいに見えるメイクがわかる本
遠くにいる顔が見えない人のこともサポートできたらいいなと思うので、引き続き本は出していきたいです。
その他には、良い製品でも正しい使い方がなかなか浸透しないという企業さんのお声を聞いたりもするので、企業さんのお悩みとユーザーの架け橋になれるような発信もしていきたいと思っています。
20代はとにかくインプットが多かったので、30代はアウトプットに力を入れて、自分の想いをどんどん形にしていきたいです。
20代の方に読んで欲しい本はありますか?
あやんぬさん:とりんさんオススメの「エッセンシャル思考」はすごく良かったです。私からもオススメしたいです(笑)
あとは、林真理子さんの「野心のすすめ」 。心の持ちようとか勇気付けられるエッセイです。
齋藤薫さんの「ちょっと過激な幸福論」も好きです。美容限定じゃなくて人生に鋭く切り込んでいく内容ですね。
美容のお仕事をしたい人へのメッセージをお願いします!
あやんぬさん:とにかく飛び込んで始めてみる。
最初は副業で全然いいと思うんです。
始めて続ける。それも楽しみを見出しながら続けられるかですかね。楽しんで続けていくって誰でもできることじゃないので、それができたら仕事になっていくと思います。
私でいうと、メイクの楽しさを伝えたいと思って美容部員になって、そこから色の魅力を理論的に伝えられるカラーリストになったことで本の出版にも恵まれましたし、ブランドの枠にとらわれず幅広くコスメを伝えたいと思って美容ライターになりました。
例えばですが、「とにかく色んな化粧品が欲しい」という動機で始めるのも別にいいんですけど、それがゴールなのかい?っていう話ですね。極端な言い方ですが、「自分が得をしたいというゴール」だとわりとすぐ行き詰まると思うんですよね。
「在り方」と「目標」を自分の中で完結するものにしちゃうとけっこうしんどいのではないかなと思います。
一貫して「どうして美容に携わりたいのか?」というのがすごく大事だと思います。
あやんぬさんは成功するギバーのお手本
皆さま、「ギバー」という単語を見聞きしたことはあるでしょうか?
2014年に出版された「GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代」という本から広く知られるようになった概念なのですが、この本では、ビジネスの現場において大きく3種類の人間に分かれるとされています。
・ギバー(人に惜しみなく与える人)
・テイカー(真っ先に自分の利益を優先させる人)
・マッチャー(損得のバランスを考える人)
3タイプのうち、最も成功するのが、ギバー。
ただし、ギバーには2種類いて、自己犠牲のギバーは当てはまりません。
自己犠牲と他者志向は違うのです。
あやんぬさんは、完全に他者志向のギバーだと思いました。
私個人に色々良くしてくれるから、ではありませんよ。
今回の質問の答えをお聞きしていても明らかです。
あやんぬさんはご自身のことをお節介と分析していましたが、行動原理が徹底して「人が喜んでくれること」なんですよね。
さらに、成功するギバーは、感情面や性分のみでむやみやたらに何かをしてあげるわけではなく、自分と関わるグループやチームの生産性や士気を上げるための本質を理解した上での計画性が必要なんです。
微妙な差であり重要な差なんですが、正直「なれてマッチャー」なところがあるんですよ。
少し考えるとそうでしょ?
職場や世の中がギバーだらけなわけないですわな!
稀少だから本にもなるわけで。
マッチャーだって迷惑かけないしマナーがあるしいいんですよ。全然悪くないんです。
あまりに「与える勘所」がないのに無理してギバーになろうとしてすべり散らかすより、堅実にマッチャーに納まるというのでもいいと思うんですよね。
※テイカーはある意味成功しやすいとされているのですが没落もします
しかし、あやんぬさんは稀少な「生ギバー」でした!
FinalAメンバーも非常に感銘を受けました。あやんぬさん本当にありがとうございました!