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ぶっちゃけ婦人科形成ってどんな感じ?なおえビューティークリニックに女性器のお悩みのあれこれを聞いてみた

ぶっちゃけ婦人科形成ってどんな感じ?なおえビューティークリニックに女性器のお悩みのあれこれを聞いてみた

特集

 

東京・銀座駅から徒歩1秒にある婦人科形成に特化した、なおえビューティークリニック。
「女性器」と「美容」の診療をメインに、女性ならではの深いお悩みを、患者様1人1人に寄り添いながらカウンセリングを行っています。
女性器というデリケートな部位についての悩みは打ち明けにくいもの。だからこそ、同じ女性として、医師としてお悩みの解決に奔走している、喜田直江先生にお話を伺いました。

婦人科形成専門のクリニック「医療法人社団 幸性会 なおえビューティークリニック」を銀座に開業して12年。
産婦人科医、形成外科医としての経験を重ね、美容外科・美容皮膚科で技術を習得してきた。婦人科系の手術数は年間517件※に登る。
デリケートゾーンの悩みという女性特有のものに共感しながら、患者様にあった施術をご提案している。
※2019年2月1日~2020年3月31日の1年間の実績数
なおえビューティークリニック

なおえビューティークリニックが実施している施術とは

ーー なおえビューティークリニックのデリケートゾーン関連で、人気のある施術ベスト5を教えてください。

ベスト5は、以下のとおりです。1つずつご紹介します。

  1. 膣ゆるみ治療
  2. 性交痛治療
  3. 小陰唇縮小
  4. 黒ずみ改善
  5. 膣トレーニング

膣ゆるみ治療

まずは、膣ゆるみ治療です。
当院では、婦人科業界分野でのHIFU/ハイフ(超音波)テクノロジーを用いた機器「Ultravera(ウルトラヴェラ)」を使っています。
HIFUとは、高密度焦点式超音波治療法のことです。
機器を膣の中に挿入して、360度に超音波を照射します。HIFUのエネルギーが到達するのは、表面1.5mmから、筋膜レベルの4.5mmまで。
60~70℃の高い熱により古い組織の変性を促し、その後、人間がもつ再性能力により、細胞が生成されます。
この機器はパワーが強いため、婦人科領域の解剖に熟知した婦人科でなければ取り扱えません。使用するときには、開発・製造・販売しているHIRONIC社から認定された婦人科医が照射することになっています。
個人差がありますが、所要時間の目安は約20分。効果は平均1年~1年半ほどです。痛みには個人差がありますので、不安を感じる方は表面麻酔を選ぶことも可能です。

参考:Ultra Vera(ウルトラ ヴェラ) | 婦人科形成なら銀座駅徒歩0分のなおえビューティークリニック

性交痛治療

続いて、性交痛治療です。
性交痛とは、性交渉のときに痛みを感じることを言います。痛みの程度は個人差がありますが、性交渉のときに感じる恐怖や嫌悪感に悩まれている方が、ご相談にいらっしゃいます。
性交痛の原因は精神的な要因から、物理的な要因までさまざまです。場合によっては、複数の要因が絡み合っているケースもあります。
たとえば、処女膜強靭症という生まれつき処女膜が厚くて堅い状態であるため、つっぱりが強く、痛みを伴う状態。ほかには、更年期や女性ホルモンの減少による膣萎縮、ストレスや緊張などの精神的なものなど、幅広いです。
性交痛の解消法は「自力でできる方法」「婦人科診療で解消する方法」「婦人科形成で解消する方法」の3つです。
デリケートなお悩みですので、一緒に解決の糸口を探すためにも、まずはカウンセリングにお越しいただければと思います。

参考:処女膜強靭症|処女膜切開手術・切除手術 | 婦人科形成なら銀座駅徒歩0分のなおえビューティークリニック

小陰唇縮小

次は、小陰唇縮小です。
小陰唇(しょういんしん)とは、膣の両側にあるビラビラしたひだ状の皮膚のことを言います。平均1cm程度の大きさで、伸縮性がありふっくらしているのが特徴です。
ここは膣への菌の侵入を防ぐためにふたをする役割をもってますが、ケガなどの外的要因や子どものころの引っ張り、アトピー性皮膚炎などの炎症などにより、肥大化することがあります。
その肥大化を改善するために、小陰唇縮小手術により部分的に切除、縫合を行っております。個人差もありますが、前もってご相談いただいた場合、カウンセリング当日に手術も可能です。施術時間は片側20分、両側40分が目安になります。術後はリカバリー室でお休みいただき、出血などの異常がなければ、そのままお帰りいただけます。
参考:小陰唇縮小手術(小陰唇肥大手術) | 婦人科形成なら銀座駅徒歩0分のなおえビューティークリニック

黒ずみ

続いて、黒ずみです。
デリケートゾーンの黒ずみが発生する部位は3つあり、「小陰唇」「大陰唇(だいいんしん)」「お尻」です。
「小陰唇」は形状が大きいと、摩擦からメラニン色素が増加し、色が濃くなる場合があります。黒ずみ解消として、上記でも説明した小陰唇縮小手術で、黒ずみ部分を切除します。
「大陰唇」は下着からの摩擦から、メラニン色素の沈着が起こりやすい部位です。黒ずみ解消法は2つあり、黒ずみを切除する大陰唇縮小手術と、ケミカルピーリング。ケミカルピーリングは、古い角質を酸の働きで除去し、細胞の代謝を促す施術です。
「お尻」は長時間座っていたり、脂肪が少ない方が座るときに骨で皮膚が圧迫されたりすると、黒ずみができやすいと言われています。また、肛門周りは排便時のふき取りの摩擦で黒ずむケースもあります。解消法としては、「大陰唇」と同様の、ケミカルピーリングです。

参考:デリケートゾーン(小陰唇・大陰唇Iライン・お尻Oライン)の黒ずみを解消 | 婦人科形成なら銀座駅徒歩0分のなおえビューティークリニック

膣トレーニング

最後に、膣トレーニングです。
出産や加齢により、膣回りの骨盤底筋群の筋力が低下し、尿漏れや骨盤臓器脱などの症状がでることがあります。
その解消法として、EMSELLA(エムセラ)という高密度焦点式電磁により骨盤底筋群を刺激し、筋肉を強くします。
通常は1回あたり28分で、1週間に1~2回の頻度で施術します。全6回の治療を受けると、筋力が強化されます。
服を着たまま、座って施術を受けられるので、治療後の制限はとくにありません。

参考:エムセラ(膣トレーニング)で膣のゆるみを改善 | 婦人科形成なら銀座駅徒歩0分のなおえビューティークリニック

ーー その中で、近年需要のある施術内容と理由をお聞かせください。

更年期以降の性交痛の治療がとくに増えています。昔は、出産後の性交渉をしなくなる方が多かったのですが、最近は子育てが落ち着いてから再開したり、新たにパートナーができる方も増えたようです。50代以降の性生活に変化が生じているのが要因だと思われますね。

ーー 性交痛の治療における施術の特徴をお教えいただけますか。

はい。3つありまして、「ホルモン治療」「注射」「レーザー治療」です。
まず、ホルモン治療は、更年期などの女性ホルモンの低下が原因の場合、婦人科の医師と相談のうえ、ホルモン補充療法(HRT)を行います。ホルモン補充療法は、口から飲む薬か肌に貼付したり、塗布したりする薬を処方するものです。
注射は、膣萎縮専用のヒアルロン酸注入剤です。硬くなった部分に注射することで、膣粘膜をやわらかくします。
最後に、膣に炭酸ガスレーザーを照射することで粘膜の再生を促すのが、レーザー治療です。

デリケートゾーンのお悩みは美容から日常生活まで幅広い

 

ーー デリケートゾーンのお悩みに年代ごとの傾向はありますか?

デリケートゾーンの見た目(小陰唇の大きさや黒ずみ)のお悩みは、10代から70代までと幅広いです。
20代は処女膜が原因による性交痛のご相談が多く、30代から40代は出産後の膣のゆるみのお悩みが多い傾向にあります。
50代以降は更年期による性交痛のお困りごとが増えています。

ーー 美的観点でアプローチされたい方と、日常になんらかのお困りごとがあり施術したい方と、どちらが多いのでしょうか。

割合は同じくらいですね。デリケートゾーンの見た目をキレイにしたい方と、膣のゆるみや性交痛などの日常生活にお悩みを抱いている方と、両方いらっしゃいます。

ーー 出産経験のある方と、ない方とで悩みの傾向は分かれるものでしょうか?

出産経験がある方は、膣のゆるみが強いのと、尿漏れのお悩みが多い傾向にあります。ただ、出産経験がない方でも、加齢によって膣のゆるみが発生する方もいます。
それ以外のご相談については、出産の有無による違いはありませんね。

ーー 今後、出産を希望する方のうち、出産時に影響が出る可能性があり、避けた方がいい施術はありますか?

喜田直江先生膣縮小手術ですね。こちらの手術は、緩んだ膣壁を奥から切除して小さくしたり、伸びたり裂けたりしてしまった膣周辺の筋肉を縫合して修復するものです。手術後の経腟分娩はリスクが高いためできません。膣のゆるみでご相談にお見えになった方のうち、出産のご希望がある方には別の方法をご案内しています。
そのほかの治療は制約されることはありません。

参考:膣のゆるみを改善、膣圧アップと膣縮小(ちなら改善) | 婦人科形成なら銀座駅徒歩0分のなおえビューティークリニック

ーー デリケートゾーンの施術について、パートナーに秘密にしている方、オープンにしている方と様々なお考えがあると思いますが、先生から見てどちらのケースが多い印象でしょうか?

最近はオープンにしている方が多い印象を受けます。

ーー 先生自身が受けている施術はあるのでしょうか。

「エムセラ」という骨盤底筋トレーニングをしています。
骨盤の血流改善を目的にしていて、加齢による筋力低下を予防しています。

カウンセリング前に必要な準備とイメージの共有

ーー カウンセリングを受ける際に、患者様が気をつけること、準備するといいことはありますか?

細かい部分まで診察がしやすいように、あらかじめ陰毛を整えたり、デリケートゾーンを清潔な状態にしていただいてから、受診をお願いしてます。

ーー 顔の整形と違って、デリケートゾーンの理想像をもつのは難しく感じます。どのような基準やイメージを参考にするのがよいでしょうか?

デリケートゾーンの正解を探すのは難しく感じますよね。ご自身が想像する理想を、共有していただければと思います。どうしてもイメージできない場合は、こちらからお手入れしやすい状態についてアドバイスさせていただきます。

ーー たとえば、写真を持ってきたり、具体的な色味の希望を伝えたりする方はいますか?

写真を持ってくる方は、ほとんどおられないですね。患者様は事前に決める方より、カウンセリングを進めるなかで決める方が多いです。
デリケートゾーンの黒ずみの状況は、その方の皮膚の色や性質などによって異なるため、個人差が大きいです。
そのため、黒ずみの軽減は摩擦による色素沈着を改善させるのが、目的と伝えています。

ーー 美的観点で複数の施術を検討している場合、推奨される順番はありますか?

あくまでも患者様ご自身に、治療の優先順位を決めていただきます。一度にすべてを直したいと来られる方はほぼおらず、1番のお悩みから順番に治療される方がほとんどですね。

なおえビューティークリニックが大切にしていること

なおえビューティークリニック

ーー 院長先生がカウンセリングの際に気をつけていることはありますか?

デリケートな内容なので、患者さまが話すことに恥ずかしさを感じないように気を配っています。

ーー 実際の手術や施術の料金は自由診療ということもあり、決して安くありません。術後のアフターケアなどはありますか?

手術については、術後1年の保障をつけております。

ーー 施術や手術を終えた患者様は抱いていたコンプレックスに対してどのように変化していると思われますか?

前向きに変化されていると感じています。
デリケートゾーンのお悩みは人それぞれで、なかなか人に相談できない風潮にあります。長年のコンプレックスにアプローチして、解決するために伴走できることが私の役割です。

ーー 院長先生は産婦人科、形成外科、美容外科にて多くのの手術を請け負ってきました。その経験を経て、「なおえビューティークリニック」を開業したのはなぜですか?

女性器に特化した専門のクリニックなど、相談できる場所が見当たらず、一人で悩んでいる方が多いと感じたからです。ナイーブな悩みなだけに、同じ女性として携わらなければならない分野だと使命感を感じ、開業に至りました。

ーー 確かに相談しやすいクリニックをお探しの方もいるでしょうね。そんなお悩みの方に向けた、他のクリニックにはない「なおえビューティークリニック」の強みは何ですか?

婦人科と形成外科での経験をもとに、今の治療を独自に開拓してきました。
開業して12年で行ってきた症例数が5,000件以上であることも強みの1つです。
また、対応はすべて女性スタッフが行い、完全予約制で、プライバシーには徹底配慮しています。待合室も個室なので、他のお客様と鉢合わせすることはありません。
とにかく女性目線で、少しでも相談しやすい場所になるようプライバシーへの配慮は徹底しています。

ーー 受診に抵抗があり、一歩を踏み出せない方もいます。直接受診する前に、手軽にご相談できる方法はありますか?

メール相談がございます。
まずは気軽に、以下のリンクからご連絡ください。

なおえビューティークリニックお悩み相談室

デリケートなお悩みだけに、ご自身で抱え込んでいる方は多いです。人に話すと楽になることもありますし、症状を聞いたうえで施術のご案内もできますので、お気軽にご相談くださいね。

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