「レスキュー食品」が世界を救う!?在宅ワーカーのチャレンジランチ
はじめまして。「ほとり」と申します。40代の在宅ライターです。
このたびご縁によって、FinalAの公式ライターに就任させていただきました。
どうかよろしくお願いします。
早く・安く・簡単に。在宅ママライターのランチ事情
わたしのように一日の大半を家の中で過ごす在宅ライターにとって、「ランチの確保」は非常に頭の痛い問題です。
さらにわたしは子供がおりますので、ママライターは「子どもの帰宅時間=お仕事終了時間」。
はっきり言って優雅にランチタイムを満喫しているヒマがあったら、その分仕事をしたいわけですよ。
つい先日も、知り合いのライターさんが、「今日のご飯は『サバカン』なの~」と言っておられたそうですが、おそらくそれは新しいスペイン料理とかの名前ではなく、99.9%、あの「鯖缶」ですね。
ここで、「それって献立名じゃなくて、素材名じゃなくね?」こんな脳内ツッコミが発動するようでは、在宅ライターとしてはまだまだです。
わたしのように在宅ライター生活も9年目にもなると、昼食に求める要素はもはや雰囲気や栄養価なんぞではなく、
・早く
・安く
・簡単に
口に入れられるもの。これしかないんです。
さらにライターという生命体は、締切が近づくにつれ仕事以外のことに費やす気力が著しく低下します。その結果、昼食を作るのも、買いにいくのも、食べるのすら面倒くさい。こんな末期状態に陥りがち(※個体差あり)。
ライター以外の在宅ワーカーの方でも、こんな状況の方は多いのではないでしょうか?
在宅ワーカーと地球を救う(?)レスキュー食品を知っているか
そこでご紹介したいのが「レスキュー食品」です。
レスキュー食品とは、
・消費期限が迫ってしまった
・流通の途中で商品のパッケージが傷んでしまった
・季節物商品のシーズンが過ぎてしまった
こうした理由により、まだ十分食べることができるのに廃棄されてしまう運命にある食品たちのこと。このように、まだ食べられる食品を捨ててしまうのは、食材だけでなく、それを作ったり運んだりするエネルギーをもムダにする行為なのです。
つまり、レスキュー食品をおいしく食べることができれば、忙しい我々も助かるし地球の資源やエネルギーを守ることになる。つまりは世界を救うことにもつながるんですよ(大きく出たな)。
ネット上で「段ボール2箱分のレスキュー食品を、送料負担だけでたっぷりモニターできますよ」という企画を発見し、早速申し込み。
これを実施したのは、株式会社コークッキングが運営する会員限定サイトである「会員.com」。消費期限が間近であったり、パッケージが変更されたなど、さまざまな理由から廃棄が迫っている食品や日用品を、ECを通じて消費者に届ける活動を進めておられます。
申し込みをしてから数日後。宅配屋さんが大きな段ボールを2つ届けてくださいました。
見てください。
どーん。
どどーん。
今回、8000円分の食材が実質送料(1800円)だけでお試しできるという企画に申し込みました。※時期限定企画
段ボールの中には、チンするだけで食べられるパックごはんをはじめとして、
・レトルトカレー
・レトルト中華丼
・スープはるさめ
・レトルトお粥
など、心強いランチ候補たちが立ち並ぶ。
さらに、
・シーチキンの缶詰
・みかんの缶詰
・ミックスビーンズの水煮
・寒天海藻サラダ
・野菜ふりかけ
・ドレッシング
・味噌汁の元
など栄養に配慮した品々も。
飲み物や栄養機能食品もいろいろありました。
・ミネラルウォーター
・アイスコーヒー
・野菜ジュース
・スポーツ飲料
・緑茶
簡単に食べられる商品を段ボール2箱分も届けてくれるなんて、まさに行幸。これは利用しない手はないぜ!
レスキュー食品をフル活用。1週間のランチ生活はじまり
それでは、これらの食材を使った楽しいランチ生活、はじまりはじまり。
1日目・中華丼とサラダ
初日のメニューはこちら。
とりあえず、パッと目についたレトルト中華丼をありがたく使わせていただきました。
温めたパックごはんに、レトルト中華丼の素をかけるだけ!
これだけだとちょっと栄養が偏るので、「そのまま使えるミックスビーンズ」とハムにドレッシングをかけて、サラダも完成!
なんでもこの中華丼レトルトは、一般的なものに比べて糖質30%オフのロカボ食品だそうです。運動不足&カロリー過剰摂取になりがちなライターにはありがたい限りです。
2日目・カレーライス
続いて2日目のメニューはこちら。
本日もカレーのレトルトがあったので、ありがたく使わせていただきました。
温めたごはんにレトルトカレーをかけ、ちょっと野菜が足りないので、庭で収穫したミニトマトと野菜ジュースを添えて、完成!
レトルト食品は意外と温めが面倒なのですが、このカレーは箱を開けたらそのままチンできるタイプだったのでとても楽でした。ただし、箱が開けやすくなっている分、輸送途中に箱が壊れてしまうこともあるようで、届いたものの中にはちょっと箱がへこんだものもありました。でも、品質には全く問題なし!
3日目・カレーうどん
3日目に入り、重大なことに気がつく。
「このままだと、中華丼とカレーライスのヘビロテになるんじゃね?」
個人的にはそれでも全然かまわないけど、企画としては成り立たないなあ……。
そこで、レトルトカレーの製造元である「ハウス食品」さんのサイトを調べてみました。
「レトルトで作るカレーうどん」
あ、これでいいじゃん。
手持ちの鍋に
・カレーレトルト
・めんつゆ
・お湯
・冷凍うどん
を入れて煮込むだけ。そこにサラダをつければ、カレーうどん定食の完成です。
カレーうどんにすると、ちょっと目先が変わるのでいいですね!
詳しいレシピはこちら。
https://housefoods.jp/recipe/rcp_00001442.html
4日目・シーチキンとたまごご飯
メニューにマンネリを感じ、改めて届けられた食品を再チェック。
「カレーと中華丼以外になにかあったかな?」
あった。
ちなみにシーチキンは、昔なつかしい「キン肉マン」のコラボ缶でした。子どものころ、「キン肉マン消しゴム」とかで遊んだ世代です。
そこで製造元である「はごろもフーズ」のホームページを見たところ、シーチキンを使った簡単朝ごはんのレシピが紹介してありました。参照レシピ
ということで、本日のメニューはこちら。
ご飯の上にシーチキン、卵黄、刻みネギを乗せて、しょうゆをかけるだけ。マヨネーズもいいかもしれん。
これだけで「料理」と認めてくれるシーチキン食堂さんは、本当に優しいなあとしみじみ思いました。
5日目・スープはるさめとおにぎりとサラダ
送られてきた「スープはるさめ」のパッケージを見ていたところ、
「おにぎりとスープはるさめでちょうどいい」
的なキャッチが目に飛び込んできました。
よし。野菜ふりかけもあるし、今日はこれでおにぎりを作ろう。
ここに、海藻サラダも添えてみました。
ちなみにこのスープはるさめは消費期限が切れていたのですが、もともと乾燥したはるさめと具をしっかりパッキングしてあるものだから、味の変化等は全くなし。小さなことは気にしない!ワカチコワカチコ!(知ってる?)の精神でおいしくいただきました。
6日目・中華とじ丼
さて、ここらで中華丼レトルトも何かアレンジができないものだろうか。
そこで発見したのが、こちらの「中華とじ丼」
「簡単男飯レシピ」のブログを参照させていただきました。参照レシピ
これなら、ちょっとしたひと手間で中華丼がおいしくアレンジできる!
つくり方はごく簡単。
卵と中華丼の具を軽く混ぜ、ラップをしてレンジに3分ほどかける。
それを温めた御飯にかければでき上がり!
卵をプラスするだけで、これだけ味に変化が出るんですね!
海藻サラダを添えていただきまーす。
7日目・機能食品いろいろ
暑くてだるいし、仕事の納期が迫ってるし、あかん。何もやる気が起きない。
でも大丈夫。そんなときは「奥の手」を発動させよう!
こうやってさまざまな機能食品の力を借りれば、無事、1食分の栄養が摂取できる……はず……。
※よい大人はマネをしないでくださいませ
美味しく食べて地球環境に優しいレスキュー食品
こうしてレスキュー食品による7日間のランチ生活は、無事終了したのでした。
感想としては、どんな食材が届くか分からない状態で、それを1週間分のランチにするという企画は正直いって内心はドキドキものでした。
でも届いたのは、カロリーや栄養バランスに配慮されたベーシックな食品ばかり。これなら、たとえ家から一歩も出られないような状況になっても、栄養バランスの取れた食事が取り続けられるんじゃないでしょうか。
気になる賞味期限も、切れていたのはスープはるさめだけであり、食べる分には全く問題ありませんでした。
今回の企画は、
「昼食を作ったり、買いに行ったりする時間がない」
「米を炊くのもめんどくさい」
「ただ封を開けるだけで食べられるものがほしい」
そんなものぐさな在宅ライターには、本当にぴったりだったのです。
おいしく食べて、地球環境にも配慮できるなんて、最高!
また機会があったらやってみたいです。
レスキュー食品を購入したい場合は、フードシェアリングアプリ「TABETE」というアプリがおすすめです。