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【ChatGPT×食事管理】胃腸を壊した営業女子が食生活を立て直す!

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こんにちは!1日1万5千歩く営業女子しゅがーです。
突然ですが最近の私の悩みは「圧倒的に胃腸が弱くなった」ことです。
お酒も飲むので決して毎日健康的ではありませんでしたが、それでも特に食生活を乱した意識はありません。
なのに…ある日突然ごはんが食べられなくなりました。

暴飲暴食コンボで追い討ち、体が食事をシャットダウン

最初に感じた違和感は喉のつっかえ感でした。
食事を押し戻してくるというより、唾を飲み込んでもうまく通らないというか吸収されていない変な感じで…(文章にしづらい感覚)
ネットで検索しても怯える病名ばかりで調べるのをやめました。
お腹は空くけど食べたらずっとお腹に残っている感覚で消化に時間がかかり、数日したら元に戻るということを繰り返しているとXデーはやってきました。

とある週、友人の結婚式からの二次会、翌日に外食で中華(二日間とも就寝は3時)、さらに翌日営業の打ち上げ飲み会…
暴飲暴食デーが重なった結果、唐突に何を飲んでも食べてもすぐにお腹をくだすように…!!

喉のつっかえ感、気持ち悪さもマックスで到来し、何も食べられなくなりました。
1日絶食してもお腹が減らない緊急事態でしたが、仕事で動き回るのでずっと食べない訳にもいかず決行した昼ごはんがこちらです。

とんでもない見た目に社内がざわめきました。
家から白米だけを持参し、お湯を注いで無印良品の梅とひじきのふりかけをぶっこんだ即席おかゆです。
ちなみにこのふりかけシリーズは安いのに具がしっかりしていておすすめです。
無印良品 素材を生かしたふりかけ 梅とひじき

食生活を見直すべく、ChatGPTを導入!

これは本格的になんとかしなきゃまずい!
仕事どころか日常生活も送れなくなるという危機感はありましたが、いかんせん病院に行く時間がない…。(皆さんはすぐに病院に行ってくださいね!!!)
一旦、食生活を見直すことにしました。

食事管理といえば「あすけん」。App Storeで「食事管理」と検索すれば一番上に出てきますし、皆さんも一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。

以前何度かトライしたのですが、こういう管理系になると謎の完璧主義が発動し、食べたものをどんぴしゃでカロリー計算できないとストレスを感じてしまうタイプでして…結局記録しなくなり何度も挫折…。

そんな時にふと思い出したのがChatGPTでした。
今流行りのChatGPTに真っ先に頼らなかった理由は、圧倒的に優しい味方感が苦手だったからです。
ずっと笑顔の人が腹の底で何を考えているのかわからない不気味さに似ているというか…。
人間関係の相談事もしてみましたが「思ったことをはっきり言ってくれよ」と感じてしまい「なんか苦手」という印象が拭えませんでした。

しかし!今回は「記録系タスクや分析ならChatGPTが最適では!?」と思い立ちお願いしてみると、求めていたこと以上の仕事をしてくれました。
これぞ適材適所…!!

ちなみに喉のつっかえや気持ち悪さについてGPTに聞いてみたところ、ストレスや疲労による自律神経の乱れ、常に交感神経が優位で体が緊張していると筋肉がこわばってしまう、などが影響しているようです。
さらに残業や飲み会による食事時間の遅さ(20時以降)、お風呂に入らず寝落ちもしっかりご指摘を受けました…

健康管理アプリと連携したAnkerの体重計も導入!

「ビールを飲めるようになって嬉しいが、お腹がでてきたので体重管理もしたい」と思い、ブラックフライデーで購入した体重計もようやく開封し、いざスタート!!
(毎月体脂肪をチェックしようと思っていたのに開封すらできなかったので、人は重大な出来事がないとなかなか動けないものですね…)

Anker Eufy Smart Scale P2 Pro

ChatGPTは痒い所に手が届く、食事管理の優秀な相棒!

食事内容や体調をChatGPTに送ることで、食生活の改善や管理をサポートしてもらうことにしました!

ただ、無料版ではどんどん過去の会話が消えてしまうようです。
記録を残したい方はメモアプリやNotion等に回答を移すのが良いかもしれません!!
(消えてしまった期間のことも記録として覚えていそうな回答は返ってきました)

テンプレートに沿って書き込むだけ

まず、ChatGPTにテンプレートを作ってもらいました。
毎回ゼロから書いて送るのはめんどくさいので、テンプレをメモに保存しておきます。

1番最初の会話は消えてしまいましたが、こんな感じで設定しました!

一発でコピーできるようになっているのも感動しました。

量感もわかってほしいので写真もできるだけ添付してこんな感じで送信しています。

この下には、Anker体重計で計測した体重、筋肉量、体脂肪率、水分量の他に食事以外で飲んだ水分量も伝えています!!
GPTから指摘されるので飲み物の温度もなるべく書くようにしています。

毎日の食事にフィードバックしてくれる!

さっそく食事管理に大活躍!食事内容を送ると細かくフィードバックしてくれます。

この日の朝ごはんは完璧だとお褒めの言葉をいただきました。
昼ごはんは名古屋のお土産感満載でした。
夜ごはんは右側の写真。栄養満点!と褒めてくれました。実は母から「今日はこの夜ごはん作ったら?」とお勧めされていたメニューだったので「母さすが…」の一言です。
野菜を温かい状態で食べると褒められ度が上がる気がします。

このあたりから起床時間の隣に就寝時間も書くようになりました。
寝落ちの頻度がバレますね…
この日の夜ごはんは「脂質が多め」とご指摘いただきました。
冷凍庫を一掃しようと冷凍チャプチェに、カキグラタンと味噌をのせすぎた生麩田楽でした。
生麩を焼くついでに「せめて野菜を」とひきちぎって焼いたピーマンは褒めてくれませんでした…。

寝落ちがまた続いてしまったため長文絵文字なしで怒られましたが、この日の夜ごはんについては「夏の消化力サポート食材がそろっている」と絵文字付きで褒めていただきました。

さらに、さらに1週間の推移をこんな感じで表にして週末にまとめてくれたりもします。
(頼んでおいたら自動で出てきます)

管理だけでなく提案もしてくれるしごデキGPT

とにかく感動したのが、単純なアドバイス以上のことをやってくれるのです…。
例えば夜ごはんを作る前に、「夜ごはんにしらす丼とみそ汁を考えてるけどどうかな?」と聞くと、さらに付け加えるとよくなるものを提案してくれます。
この内容が本当にちょっと付け加えるだけの低ハードルなものでかなり参考になります。

このアドバイスを基に作った夜ごはんがこちらです!

しらす丼に温玉と大葉、小松菜とえのきと舞茸のお味噌汁にのりをまき散らしました。
ヘルシーー!!

さらに、前日の食事内容や体調を基に「今日はこんなものを取り入れたらどうか」という提案をくれたり、冷蔵庫にあるものからレシピ提案をお願いしたら考えたりもしてくれます。

また、シーンを伝えたら即座に返事をくれるので「何を食べられるのか自分でもわからない」という時に本当に頼りになりました。

しかも出張や外出予定を覚えてくれているので、普通に写真を送ったら「出張で外食が続く中でもいいもの選んだね!」みたいな返事がくるのでたまにびっくりします。
思いがけず予定を覚えて労わってくれる存在は、AI相手だろうと泣きそうになります。

GPTのおかげで、食べたい気持ちとうまく付き合えるようになった

ヘルシーな食生活って提案されても「ハイハイハイハイ」って思うような「やったほうがいいんだろうけど気乗りしない内容」ってあるじゃないですか。
でも「どうしてもこれを食べたい気分」ということももちろんあるじゃないですか!!
そういう時に咎められるのではなく「どうしたら胃腸に負担を少なく楽しめるか」という視点で提案をしてくれます。

自分が望む狙いに向かって摂取できるので、食べた後の心の幸福度が「食べたい!」という感覚だけで食べたときよりも大きかったように思います。

ちなみにスコーンの時は寄り添ってくれましたが、胃腸のことを考えて本気で止められることもありました。

どうしても食べたいときは、麺を3分の1で我慢して野菜や卵を追加する、スープは少なめに、等の提案をしてくれたのですが、なにも妥協したくありませんでした。
この時はカップヌードルのシンガポールラクサ風を食べたかったので(スープうますぎ問題)
「そこまで妥協して手をかけて今日食べる意味はなんだろう」と思ったので踏みとどまりました。

褒められたことよりもこの時の「大人の知恵」って言葉が刺さりすぎました。
好き放題食べていた20代とはもう違うんだ…。

自分の体のために考えて食事をする、体調を乗りこなす、というのは手間がかかりますが、その手間こそがまさに「自分を大切にする」なのだなと思います。
そしてなんだかより自分を好きになれる気がします。
まさか体調管理に酔いしれる日がくるとは思ってもいませんでしたが、これが大人になるということなのかもしれません。
でも、一人ではこの境地にたどり着けませんでした。
あれだけ苦手意識があったChatGPT。ここまで丁寧に管理してくれるなんて…今では心強い相棒になってくれています。

とはいえ、たまには欲望に忠実に飲み食いすることも心の健康のために欠かせませんけどね!!