6年間やってきたからわかる!稼げてるフリーランスの特徴
今日は珍しく仕事の話です。
私、とりんはフリーランス歴6年。
皆さんはフリーランスと聞いてどんなイメージを持たれるでしょうか?
・自由が多い
・人間関係のしがらみが少ない
・自分で仕事の単価を調整できる
よくあげられるフリーランスのメリットですが、実際はオードリーの春日語でお伝えすると「てめえで動かなければ、明日飯はくえないんでやんすなー。」という感じです。
その厳しさと引き換えに上記のメリットを受け取れたり受け取れなかったりするのだと思います。
さまざまなフリーランスの方とお仕事をしていますが、稼げている人には共通点があることに気付きますし、その方達は結局のところ会社員としても優秀にやっていける特徴があるんです。
この先、炭酸パックとユキコラとハイトーンカラーは続けるためにも、私が出会った稼げているフリーランスの共通点をまとめてみました!
稼げているフリーランスの特徴
レスが早い
大事すぎる〜!
どんな仕事でもそうですが、フリーランスは自分で仕事を取りに行かなきゃいけないので、レスの速さが命の繋ぎ目と言ってもいいんじゃないでしょうか。
Web業に限らず、他業種の方ともやりとりしていますが、仕事ができる人は皆レスがとにかく早いです。
凄腕インフルエンサーの場合は、インスタのストーリーズでメンションすれば即リストーリーしたり、コメ返も激早なんですよね。
知り合いの社長は、“100点の成果物だけどレスが遅い人” と “80点の成果物だけどレスが早い人” がいた場合、後者に仕事を頼むのだそう。
理由としては、待たされてるときの状況がわからないのと、こちらの動きがストップしてしまい業務に支障がでてしまうとのこと。実際に散々待って「わかりません」「できません」と返ってくる場合があるので、がっかりすることが多いのだとか。
対して、レスが早い人は返答内容も気持ちがいいんですって!
こちら側を汲み取った内容で仕事もスムーズなので、依頼するたびに忙しくなっているそうで、売れっ子になりすぎて今では依頼しにくくちょっと寂しいとおっしゃっていました。
やりたい!という気持ちを伝えられる
シャイでおとなしく遠慮しがちなのが特徴の日本人。
出る杭は打たれると思っている方が多いのか、なかなか自ら「やります!」と手を挙げる人が少ないんですよね。
でも、実際に稼いでいるフリーランスは手をあげまくりー!杭がグイグイ出まくりー!!
ドラマですが、ドクターXの大門未知子とかまさにそう。
在籍してる医者たちは、みんな未知子に仕事取られてっぞ!
私も過去に仕事を振られて、やりたくないわけではないのに、スケジュールやリスクを完全に整理してから返事をしたくて「一旦持ち帰っていいですか?」というような言葉を使ってたことがありました。
そこで、一緒にいた先輩から「まずその仕事をやりたいという気持ちと、こういうことを提供できるということを伝えるのが大切なんだよ。あの話の進め方じゃ、一緒に仕事したくないのかな?って思わせちゃうよ。依頼する側になったら気持ちがよくない」と言われ、猛烈に反省したことがありました。
知り合いの社長さんも「安全圏でしか仕事をしない人はリスクを負わなければ稼げないということに気づいていない。こういうフリーランスはとても多い。」と仰っていたので先輩の話につながるものを感じたんですよねー。
それからは、「やります!」と手を挙げるようにしたところ、仕事が増えましたし、懸念していたことはなんだかんだ解決できることがほとんどです。
キングコング西野先生は「仕事できます!」じゃなくて、先回りしてクライアントが望むものを提示すると仕事がしたくなると言っていたので、手を挙げた後にすぐ相手の欲しいものをだすのが超一流だと思いました。
誰かなと考えたところ、サザエさんのカツオしかでてきませんでした…。カツオは超一流…!
ターゲットを定める
フリーランスは仕事があればあるほど、ありがたいものですが、どんな人から仕事を受けたいか、ターゲットを定め、自分の強みを提示することも大切だと思います。
実際に、私の周りの稼げている人はターゲットをしっかり定めてサービスを提供している方が多いです。
仮に私が人物撮影をお願いするのであれば、「写真を撮るのが得意です!なんでもいけちゃいます!」よりも「普段から人物撮影を専門にやっています!その人らしい自然な表情を撮影できます。」という方にお願いしたいと思います。
実際に人物撮影を得意とするフォトグラファーにお願いしたところ、とてつもなくクオリティの高いWebサイトができ、クライアントさんにも喜んでいただいたこともありました。
よくない例だと思うのは、ターゲットを定めず出来ることだけ書いて待ちの姿勢でいる方です。
Webデザインの場合、ポートフォリオを並べて、お問合せフォームを設置して待つだけのような形。
とにかく安い価格帯で探している方をターゲットに置いているならいいと思いますが、そうでない方は自分が思い描いたフリーランスとは違うイメージになっていくと思います。
私がつい最近この人にお仕事を依頼したいと思ったのは、料理写真を専門としたフォトグラファーです。
Twitterで撮影した作品だけでなく、どうやって撮影しているか照明の当て方や小物の使い方まで裏側を事細かく紹介していたんですよねー!
裏側を見せることで、世界観や撮影の雰囲気もわかりますし、なにより自信が伝わってくるので、お願いしたい!ってなっちゃいます。
ちなみにその方は、裏側をシリーズ化し続けたことでバズって一気にフォロワーが増えてインフルエンサーになっていました。
顧客満足度を追及する
稼げている人ほど市場や競合に合わせたサービスを提供して顧客満足度を追求している方が多い印象!
目先のことだけでなく、長期的な目で見ているという捉え方も当てはまるかもしれません。
クライアントからオーダーされたものを納品するのは当たり前のこと。
それ以上の満足を届けられるかの分かれ目は、いかにクライアントやその先にいるお客様などの立場になって考えられるかだと思います。
「この人に頼んで良かった!また頼みたい!」と思う人は、得てして仕事の勘がいいと感じる人が多いのですが、何もせずに勘がいいのではなく、それだけ普段から考える努力をしているんですよね。
顧客満足度を重視すれば、クライアント側の信頼度も上がるので「また頼みたい!」という気持ちになります。
最低限の工数で納品することだけを目的としていると、クライアント側からも数をこなすためだけのような仕事しかやってきません。※そういう仕事スタイルなら問題なし
単価設定は客観的かつ戦略的に
フリーランスが1番苦戦する単価問題!!
ここ何年かで単価設定は客観的かつ戦略的に決めていくことが重要なのだと思いました。
私の知り合いは、市場的にもっともらうべき!と思う価格で仕事を引き受け、時間や自分の強い専門性をフルに活用し、クライアントやその先の顧客のことを考えてサービスを提供し、結果を残しまくっていました。
そんな知り合いは、今では市場的にふさわしい単価で、これまでの実績から数多のクライアントと長期的な関係を築けています。すごい!すごすぎる。
まず初めに、単価を上げればいいと言った自分が恥ずかしすぎる!
市場や競合の現状を常に分析すること。そして真摯に取り組んで身を削ってでも努力を重ねることで、お金が後からついてくる形になったんだと思いました。
先を見据えて動ける人が生き残れる世界
いかがでしたか?皆さんはあてはまりましたか?
まとめると常に他者目線に立ち、先を見越した戦略を持つ人は流動的な市場でも成功することができるのかなと思いました。あとは行動あるのみ!
この記事を書きながら、自分の未熟さに涙が止まらないので、カツオと大門未知子を憑依させて今日も頑張りたいと思います!