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【大人の教養をライトなコクで】こんなPodcastを聴いています

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皆さんはPodcastを聴いていますか?
Podcastは動画コンテンツもありますが、主には音声メディアとして成り立っていて、「現代のレイディオ」という認識が1番近いのではないかと思います。

私は、YouTube大好き人間で、小学生の夢ランキングと同じレベルで自らもYouTuberになりたいと言い続けているのですが、10代からずっとラジオっ子。お恥ずかしいですが、ベタにはがき職人でもありました。片鱗ダダ漏れですよね。わはは。ですから、Podcastもバリバリに聴いております。

大人の教養に役に立つ!ライトでコクがあるオススメPodcast

ということで…本日は私がよく聴いているPodcastをご紹介します。
カテゴリーを絞りまして【大人の教養】のために役立ってくれる番組にしました。

活字・音声・動画全ての媒体を好んでいるコンテンツ狂いの私なので、誤解を恐れずに言いますが、「考えることと密接につながってる度」は、活字⇨音声⇨動画の順番に高いと思います。※個人的見解です。

私は、YouTubeは大好きですがずっと見続けていると、思考力が低下するのを感じます。これは勉強系コンテンツでもある程度そうなります。

反対に「情報(答え)の受け取りやすさ度」は動画⇨音声⇨活字の順番だと感じます。
つまり動画は受け取りやすいが深い思考力にはつながらない。活字は思考力を鍛えられるが受け取るのに時間がかかる。ということになります。

これは、言葉がどれだけ独立しているかに関係しているのだろうと思っています。

動画は、発信している人物と言葉が最も近い状態です。表情や声の抑揚やボディランゲージなどと一緒に、「言葉を含めたその人」を受け取っていると言えます。
本には著者がいますが、実際に目に入っているものは文字、言葉のみです。文脈から想像力を膨らませ、時には立ち止まり、じっくり咀嚼し、独立している言葉をどれだけ自分と近づけることができるかという作業が必要になってきます。

何が言いたいかというと、音声はちょうどその間!!

明確にパーソナリティのメッセージなので受け取りやすさはありながら、顔は見えない分、言葉がしっかりと引っかかり考えるに至る可処分時間。大人の教養をライトなコクで得られるのです。

前置きが長いぃぃぃぃイィ!! それではオススメPodcastの紹介!!

若新雄純の『あたらしい経営?』とは?

プロデューサーの若新雄純が、混沌の時代を楽しんで生き抜くための経営の考え方についてお伝えする番組です。

大人になってからの大事なことは大体若新さんが教えてくれます。
マジで。私の場合ですが。
若新さんはAbemaのコメンテーターとしてもご活躍されている起業家・経営者・慶應義塾大学特任准教。
「論破をしない議論」というものを掲げていらっしゃった時、若新さんが堀潤さんと対談をされているYouTubeを視聴して初めて知りました。
私も、論破は短期的な快楽でしかないと思っているので(早くて味が濃い。コミニュケーションとしてジャンクですよね。だからついやっちゃうんだけど)、そこに対してのカウンターがかっちょええし優しいし手間がかかることをやろうとしてるし手間がかかる優しいことをしようするのはかっちょええし、と一気に刺さりまくりました。
実は、以前書いたこの記事に出てくる「メタ思考と言語化能力の鬼」は若新さんのことなのです。

心の日照時間が短くなった時の太陽神若神(新)

若新雄純の『あたらしい経営?』とは?は、ビジネスを軸としたリスナーの相談に若新さんが答える番組なのですが、どんな悩みでも地盤にあるのはやはり人間関係で、私たちがかろうじて変えられるものといえば、哀しいかな嬉しいかな自分。
自分を中心に人間というものを理解し、人への接し方や距離感を考えていくしかないのです。

北風と太陽で言うと、完っっっっ全に太陽な若新さん。
若新さんの視点には「人は愚かで承認欲求の塊のどうしようもない生き物」という前提の圧倒的な暖かさがあります。
この前提を無視した〝周りの目線や評価を気にしない〟的な提案は世の中にいっぱいありますが、常々それってその通りにやったところで構造的にいつか破綻しない?と思ってるんですよね。気になるんだから。社会に身を置いている以上。
承認欲求を認めて付き合い方を知っていく方がよっぽど生きやすい。
それに、愚かな自分を許すということは、人を許すことと繋がっているんですから。だから人間の愚かさを前提にすることは大事なんです。

人間は、日照時間が短くなると鬱気味になると言いますが、心が暗く寒くなってきた時は、ぜひ太陽神若神の言葉を聞いてパーっと暖かい日差しに照らされて欲しい。
経営学という硬いものではなく、こういう見方を知っとくと人生に役に立つことこの上なし。

最近、若新さんは美容好きを前面に自称することにされたそうで、七夕のお願いには『若新さんと論破しない美容談義をPodcastで一緒にできますように』と書いた短冊を吊るすつもりです。ゼルもお貸ししますし、炭酸パックも使って欲しいですし、酵素ファスティングも試して欲しいです。

歴史を面白く学ぶコテンラジオ (COTEN RADIO)

面白い!!!!!!!!!!!!!!!!
番組名通り、歴史は歴史なのですが、テーマ勝利のタイトル勝利の切り口勝利。
お門違いなのはわかっていますが、嫉妬するほどです…!

面白くて思わず嫉妬!ギークたちの切り口を味わう番組

歴史を学ぶと同時に、ギーク(卓越した知識がある者)たちの切り口を味わう番組かもしれません。

【ヤンヤン編(仮) #01】切腹の歴史 ~現代人が知らない武士の死の作法~【COTEN RADIO】
【今回の内容】 腸(はらわた)を掴もう!/場所と時代で異なる切腹/日本最古の切腹は不良貴族/樋口は武士か否か?/切腹、マジかっけえじゃん!!/世間と名誉/武士の生き様、それはロック/腹を切らない切腹の登場/ハラキリセレモニー/最高に非効率な自害の方法

例えばですが、これだけでもう最高じゃないですか?

構成作家力に嫉妬するー!!メラメラメラー!!!!
まぁそんな人も滅多にいないと思うので、皆さんは難しいことを考えずに、自分のセンサーに引っかかるタイトルを見つけて聴いていくのが1番いいと思います。

個人的には、資本主義経済学のマルクスとエンゲルス回は面白すぎて聴いて気絶聴いて気絶を繰り返しました。
皆さん声もいいんですよねぇ。聴きやすい。

私自身、美容を美容としてそのまま語ってどうするというのは一貫した視点でもあるので、切り口勝負の美容系Podcastをやりたい。

ゆる言語学ラジオ

こちらも歴史を面白く学ぶコテンラジオに近いものがあり、時にバカバカしい切り口で言語の成り立ちを深掘りする、本当に頭のいい人のゆとりを感じる番組。

作家の堀元さんが素朴な質問をする役割を担っていて、言語オタクの水野さんが解説していくスタイル。

本当に頭のいい人たちのゆるい大縄跳びで一緒に遊ぶ

特に好きな回は 人は無知の量を誇るべき【雑談回】#85。

絶対に面白いじゃんね。嫉妬。
正直、半分ぐらいは理解できない専門的な話にもなったりするんですが、お二人の掛け合いのおかげでプロのダブルダッチではなく、休み時間にゆるーくやる大縄跳びのような雰囲気。

私も美容言語をゆるく深掘りするPodcastをやりたい。
「化粧品レビューで汎用性が高いが玄人っぽく見えるワードベスト10」とかやりたい。

結論。私はYouTuberにもなりたいが、Podcastをやりたい。