
現代のシンデレラが見つけたガラスの靴はドクターマーチン8ホールでした
みなさんこんにちは!1日1万5千歩歩く営業しゅがーです。
私は仕事だけでなく休日もよく歩きますが冬のスニーカーはちょっと寒い…。
ブーツを履きたくても私の足は22cmもないので靴探しに一苦労。
以前お気に入りをご紹介させていただいた時はすべてショート丈の靴でしたが、
スニーカーと同等の活動のしやすさ、そして足首を温めてくれるブーツを探してたどり着いたのは…
こちら!!!
長く愛されるには理由がある!ミニ足も救ってくれるドクターマーチン8ホールブーツ
Dr. Martensの始まりは終戦を迎えた1945年。
ドイツの医師クラウス・マーチン博士が足の健康を考えた新しい衝撃吸収ソール(靴底)を開発し、特に長時間歩く人々にとって快適な靴として注目を集めました。
当初は医療用や作業用の靴として販売されていましたが、1960年代のイギリスで若者たちの間に広まり、独特のスタイルと快適さで人気を博します。
そして瞬く間に1970年代にはパンクロックと共に8ホールブーツがアイコンとして定着しました。
マーチンといえば、厚底のソール、黒地にイエローのプルタグ(ヒールループ)、靴の周りを縁取るイエローステッチが印象的。
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軽音サークルだった私にとってマーチンは、履きこなす友達がかっこよくて欲しい靴でしたが、見た目だけじゃなく開発段階から足のことを考えられた靴だったのです!!!
先端が丸く広がる特徴的なフォルムやボリューム感から「自分の足のサイズには大きすぎるかも?」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
特に足が小さいサイズの方にとって、シューズがうまくフィットするかどうかは心配なポイントの一つです。
マーチンデビューはサイズ選びで大失敗しレインシューズ化
私のファーストマーチンは2014年でした。
画質に時代を感じます。
(BIGBANGのライブで派手さを重視しているだけで普段からこんな恰好な訳では…!)
当時大学生だった私はコンバースを愛用するも、天候が傾くと一瞬にして靴の中が浸水。
浸水が一日の始まりだった場合ぐちょっとした足が夜まで続き、通学片道2時間のストレスは半端じゃなく、母にグチグチネチネチ言っていると「誕生日に買っておいで」とお金をくれました。
ヒールを履いて電車で立ちっぱなしは現実的じゃなかったため、私はマーチン一択!!
友達と店頭でホール数とサイズを悩んでいると、店員さんから「革が後々伸びてきますが、小さすぎるとどうにもなりません。大は小を兼ねるとも言いますし…」とアドバイスをいただきました。
「じゃあ23.5cmで!!!」
待て!!!!あんたは小さくてどうにもならないという経験がないだろ!!!!
と、当時の私に叫びたい。
そうです。私は自分の足がそこまで小さいということを社会人になるまで知りませんでした。
でかい。明らかに足よりでかい。写真で見ても大きさが分かります。
マーチンは本革を育てて味を出すのも楽しみなはずなのに、ブーツの中で足が動き回り歩く時にできるはずの皺一つついていません。
2018年の写真なんですけど、買いたてですか??というような綺麗さです。
足が中で動くのでブーツを重たく感じるし、一歩歩くたびに二歩分歩いているような疲労感が…。
次第に雨や雪の日専用の靴になってしまいました。
お母さんごめんなさい…
ブラックステッチのMONOシリーズに心を撃ち抜かれる
靴箱のオブジェ化したマーチンは実家に封じ込め、他のブーツを試す日々。どれを履いても1日の外出だと疲れるorサイズが合わないのです。
かといってマーチンの黄色ステッチは今の気分じゃないよな~~とモヤついていた時に、たまたま同期が旅行に履いてきたマーチンが!!
なんと黄色ステッチじゃなかったんです!!
★1460 MONO 8ホールブーツ ¥29,700-
皆さんマーチンに黄色ステッチ以外があるなんてご存じでしたか!?
私は知りませんでした。
自分の足のサイズはさすがにもう自覚していたので、ネットで調べてみると22cmがあるじゃないか!
ということですぐさま店頭へ行きました。
ズレ知らずの足元へ!公式インソールで履き心地を劇的改善
店頭で一番小さい22cmを試してみるものの、そのままではサイズが大きく落胆…。
だがしかし!!マーチンは落胆するだけで終わりません。
他のブーツと異なる大きな特徴の一つは、公式インソールの存在です。
★クッション インソール ¥2,530-
このインソールがまたいいんです!!
写真では伝わりにくいですが、インソール全体の縁にしっかり長さがあり足を立たせるように覆ってくれるので、随分足のフィット感が変わります。
そして疲れにくくなりました。
クッション性も生まれるし必須すぎる。
ここまでブーツに合わせたインソールが用意されているメーカーって他にありますか??
長く歴史があり、アイコンである型にはこういう利点があると体感しました。
さらに通気性にも優れているため、真冬以外でも蒸れにくくなったように思います。
足の調子によってこれでも大きさを感じるときは、オーソティクスのハーフサイズ(ヒール用)を重ねることもあります。
(これは足にいいというより、よりぴったりさを追及しているだけなので推奨ではありません)
サイズが合わない、伸びてきた等々お悩みの方は是非公式インソールを試してみてください!
私も当時このインソールを知っていればもっと快適に履けたかも…。
力を込めて縛り上げる前に試してほしいシングル通し
なんといってもミニ足にとって1番心強いポイントがシューレース。
マーチンのシューズ・ブーツの有名なモデルは、靴ひもを通す穴(シューホール)が3個並んでいる「3ホールシューズ」と・シューホールが8個の「8ホールブーツ」、10個の「10ホールブーツ」があります。
8ホールは長すぎず短すぎないので、程よくスニーカーよりも縛り上げることができちゃいます。
「特に足の小さい人におすすめ!」と今回店員さんに教えていただいたのがシングル通しです。
Dr.martens HOW TO SHOELACE・ドクターマーチン シューレースの通し方法
ブーツが開かないようにピタッと閉じる結び方なので、より足を固定できるそうです。
足の甲の低さ、足幅の狭さどちらにも効果テキメン!!
正直脱いで履く度に毎回きちんと縛り上げるのがめんどうに感じることもあったのですが、
シングル通しにしてからは必死に締め上げなくても、なんとなく緩めた分を締めるくらいで足を固定できるようになりました。
足が固定されたことはもちろん、紐も何故かほどけにくくなりびっくり。
先代はクロス巻きだったのですが、すぐに紐がほどけるので自分で踏みつけてしまい、せっかくの紐がボロボロに…。
ブーツにぐるぐる巻き付けることもでき、アレンジの幅が広いのもシングル巻きのかっこいいところです!
このプルタグ部分も真っ黒でかっこいいんだなこれが!!!
他のモデルも欲しくなりホワイトステッチの3ホールを試した結果、やっぱりミニ足には断然8ホールでした。
店員さん曰く3ホールはブーツのように長さがない分靴底がしなりにくく、反りづらいので「脱げる」という感覚に陥る人が多いそうです。
22cmですがブーツよりも大きく感じてしまいました。
未練が残りまくり、男性店員さんの縛りあげ、インソールと分厚い靴下のトリプルコンボでもダメだったので泣く泣く諦めました。
ジップがついててデザイン鬼かわだったのに!!!!
8ホールは上に向かって反るように絞られた形なので脱げにくく、現代のシンデレラさんには8ホールがいいです!!
雨ニモマケズ雪ニモマケズ!天気や環境を理由にコーデを諦めない
雨の日や雪の日、めちゃくちゃ歩く日はコーデに悩みませんか?
本当はこれ着るつもりだったのに!雨ならレインブーツ履くし、コーデ変えなきゃじゃん!と天気を理由に着る服を選び直した経験がある方も少なくないはず。
「天候が悪そうだから(大雪の京都)」
「今日はたくさん歩かなくちゃいけないから(美術館巡り)」
「履いていて疲れるし(立ちっぱなしのライブ)」
こういった理由で着たいコーデを諦めることが減ったのでドクターマーチンには感謝してもしきれません。
8ホールを活かすと22cmのミニ足でも脱げず、雨にも雪にも負けたことがないレザー、そして滑りにくいソールは強い味方となりついつい手が伸びる存在となりました。
新生活応援キャンペーンということで定番品まで10%オフになっていたので、この機会に是非試してみてください!!