
【京都偏愛ガイド】紅葉シーズンでも激混みを避けてバスでゆるり北区巡り〜今宮神社周辺編〜
こんにちは!月に数回京都へ行くしゅがーです。
遂に京都が尋常じゃなく混む季節の到来です!
年々紅葉シーズンというものが冬じゃね??みたいな季節に後ろ倒しになっていますが、もはや紅葉で混んでる訳じゃあございません。
そりゃあこの気候のいいシーズンに京都はいいですよ!!
私も虎視眈々と機会を伺っております。
ですからね、もう諦めてください。混んでます。
Q:人混みを避けるにはどうしたらいいと思いますか?
A:行きにくい場所に行ったらいいと思います。
ということで…またかよ!またバスでしか行けない所かよ!という場所へご案内させていただきます。
以前の行きにくかったおすすめの場所ツアーはこちらです。
今回案内させていただく場所とそこまで離れていないので組み合わせていただくのもおすすめです!!
一年中いつだって食べたい「中華のサカイ」冷めん
京都って人が集まるところとそうでないところが意外と激しいです。
中華のサカイは商店街の中にあるのですが、京都が激混みのイメージがある方からしたらびっくりするような静けさが漂います。
並ぶことはありますが回転が早く、観光客だけでなく地元民にも愛されているお店です。
サクっと中華ランチにしましょう。
特筆すべきは、冷めん!!
これって関西だけの言い方なんですかね??
家で休日に「今日の昼ごはん何?」と聞くと「冷めん」と出てくるのはいわゆる冷やし中華でした。
中華のサカイも冷めんとメニューに書かれていますが、出てくるのは冷やし中華なのでお気を付けください!
じゃあ本来の冷麺は何て呼ぶのかと考えてみると、うちは「韓国の冷麺」呼びです。
話が逸れましたが、トッピングはハムと焼き豚を選べます。私は焼き豚派!!
麺がちゅるっちゅるで喉ごし良すぎる!うんめぇ!!!!
そして何ともいえない甘辛さとコク!
マヨネーズと辛子と何かが混ざっている気がします。
「夏に家で冷やし中華やりすぎて外に出てまで食べたくない」と感じられる方も家で食べるものとは全然違うので是非!是非!!!
ちなみに、女性でも満腹にはなりきらない量ですが、このあと食べまくるので腹八分目を推奨させていただきます。
ゴリ押ししていたら麺好きの父も行っていました。
この時にテイクアウトを両親が発見し、お土産に買ってきてくれました。
そりゃあお店の方が美味しいとは思いますが、その時は行けなかった悲しさも相まって家でも十分楽しめましたし美味しいです!!
通販もあるので遠方の方にも楽しんでいただけます!
中華のサカイ
神社より正直餅!「かざりや」あぶり餅
中華のサカイから徒歩10分ほどで今宮神社に到着します。
ここまで足を伸ばしたら絶対にあぶり餅は外せません。
(先日ヒツコスさんも旅行の際に食べてらっしゃいましたね!)
すぐにあぶり餅エリアに意識を持ってかれそうになりますが、かろうじて理性を保ち先にお参りをします。
今宮神社HPの歴史の部分に大きく玉の輿という文字があり食い入るように読みました。
今宮神社 歴史
その他にも悪疫退散のために建てられた神社なので「やすらい人形」という疫厄を人形に遷すものもあります。
母が願ってくれていました。お母さん、おおきに。
はいはいはいはい!お参りを終えたら餅だ餅だ餅だーーー!!
あぶり餅のお店は、「かざりや」さんと「一文字屋和輔」さんが向かい合っています。
私はかざりやさんしか行ったことがないのですが、それぞれのお店に味の個性があるようなので、お腹が許すのであれば食べ比べをしたいところ…!
人の手で絶妙な焦げ具合で炙られています。
表面のおこげとサクっとしたお餅を食べ進めると、中からはほわっととろりとしたお餅が白味噌に絡まって一生食べていられそうな感覚に。
まさにこの現地でしか味わえないお餅は北区までやってきた我々を癒してくれます。
1000年以上前の人々がお餅を炙るということを思いついてくれたことに感謝です。(思いを馳せすぎ)
この世界に自分たちだけじゃないかと錯覚する「大徳寺」
本当に京都は歩けば大きな社寺がたくさんあって時間が足りません!
今宮神社から3分ほど歩くと大徳寺があります。
大徳寺大慈院
一体どんなお寺なのか?
歴史云々は置いておき、千利休ゆかりの地でございます。
(金毛閣の上に建てた木像が秀吉の怒りを買い切腹への理由の一因となったと諸説があります。)
さらに千利休だけでなく石田三成のお墓も眠っております。凄いんです。(非公開ゾーンです)
どれだけ凄いかといいますと、こちらの見どころの多さで伝わりますでしょうか。
いや、ありすぎ!!全然1回じゃ制覇は無理!
お金ももたないですごめんなさい!!
ということで私の今のところ1番のお気に入りスポットをご紹介させていただきます。
ズバリ「龍源院」です。
龍源院は室町時代最古の方丈建造物(住職が生活したり修行や接客を行うための建物)として、重要文化財に認定されています。
御朱印を貰う時に住職さんが描いた猫の絵をおまけでいただきました。ゆるかわです。
私が入った時は先客1組がいらっしゃいましたが、その方がいなくなると我々オンリー。
京都でそんな場所ってあります!?
目の前には枯山水、そして木々の音とちょっとお寺から香ってくるお線香のような香り。
畳が広がる場所もあって、思わず母と寝転んじゃいました。
ここまで何も考えず無になれる瞬間ってそうそうないので本当に贅沢な時間です。
人混みが苦手な方には是非ともお勧めしたいです。
いい季節になったらここで「読書したいなぁ」なんて考えています(今でしょ)
大徳寺内にある京都市天然記念物に認定されたイブキも是非ご覧になってくださいね!
圧倒的な生命力とマイナスイオンを感じられます。
大徳寺でゆったりしながら他のところを見て回っているとあっという間に時間が経ってしまいます。
そろそろ晩御飯の場所へ行きましょう!
夢のようなお米食べ放題で洋食に舌鼓「キッチンパパ」
(平成画質なうえに母親メインの写真なのでモザイクメインですみません)
ディナータイムは17時半から、ラストオーダーは19時半(売り切れ次第終了)。
基本的に並びますので少し早めに行くのが吉です。
大徳寺からバスを使えば10分ほど、徒歩だと18分で到着します。
キッチンパパ
大学生の時にちょっといいご飯として訪れるのがキッチンパパでした。
またもや平成画質…!
なんとこのお店、毎日異なるブランド米が食べ放題なんです。
大学生男子からしたら夢のようなお店なのでサークルの友達と自転車を漕いでよく来ました。
両親が京都へ遊びに来てくれた時にも毎回行きました。
10月半ばから始まる冬季限定のカキフライが実が大きくてプリップリで絶品です。
そして就活の時に第一志望の企業から最終面接でお祈りをくらい心底絶望した日に元気を出すために来た思い出のお店です。
この日はチキン南蛮までいっちゃってますね。
そしてお待たせしました!令和画質のキッチンパパです。
数量限定ですが玄米も選べます。
無意識でしたが毎回ハンバーグを頼んでますね。
洋食とお米が美味しすぎてリピーターが多いお店ですが、実は安政3年から続く店頭精米のお米屋さんなのです!!
お米屋さんを通り抜けた奥にキッチンパパが広がりますので、外観はお米屋さんです。
そのお米屋さんのお米を食べ放題だなんてなんて贅沢な…!
県外の人からしたら「どこやねん」って言いたくなるような行きにくい場所ではありますが、老若男女問わず楽しめるメニュー豊富なお店です。
最初から最後まで行きにくさMAXのツアーでしたが、その行きにくさを乗り越えてでもいつだって行きたいと思っているお勧めプランです!!
混雑を完全に回避はできないですが、マシかな〜くらいに思っていただけると幸いです。
是非秋の京都を一緒に楽しみましょう!!