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【ティーポットのFA】ほどほどなティータイムから脱却。テプロなら寸分の狂いなくフィットするお茶を飲める。

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絶対にそんな資格がないんですけど、私は自称ガジェット好きなんです。気持ちだけは。
ガジェットも好きだし、それを作った人にも興味津々。
ま、ジョブズなんですけどね。ジョブズFA。

2020年一番感動したガジェット

そんな私が昨年、おもくそにときめいたガジェットがあるんです!!
出会いはMedicha(メディーチャ)という超オシャ瞑想サロンで。
瞑想サロンってなんだって感じだと思うんですけど、瞑想をするサロンなんですよ(まんま)。
場所は青山。一等地オブ一等地。
恐れ多くも、レセプションイベントに参加できる機会をいただいて、いそいそと行って参りました。
真っ白い部屋とか真っ暗な部屋とか、なんだかもう問答無用に瞑想スイッチが入ってしまう素敵なシステムのサロンなんですが、私が最もぐわしっっと心を掴まれてしまったのがお茶の時間でした。

メディーチャさんとのコラボイベントとして使用された、とあるメーカーさんの茶器がもんのすごかったんです。

茶器がすごいと聞くと、ものすごく歴史があるとか、ものすごくオシャレとか、ものすごく貴重とか、ものすごく凝っているとか、そういうイメージをしませんか?

そういう次元とはまた違うんですよ。この茶器……
ジョブズなんですよ。
めちゃくちゃジョブズなんです。
メディーチャさんでも「ジョブズだジョブズだ」シュシュさんと大騒ぎ。瞑想するっていうのにリラックスどころかアドレナリンどばどばですよ。

そして同じく昨年、ツイッターにおもむろに「ティーポットのFAを教えてください」と書き込んだことがあるんですよ。
いまいちびったんこのがないなぁと思って。何がびったんここないのかもびったんここない。
お湯を入れたらとりあえずお茶はできるし、ほどほどに手入れしやすいものも多く、美味しい茶葉を選び、お湯の温度や蒸らす時間をほどほどに気をつければほどほどに美味しい。気をつけなくても私の貧素な舌ならほどほどに美味しい。
でも私は潜在的にずっと感じていました。ティータイムにおける、ほどほど圏内から出られないもどかしさを。

えー、ご報告します。
この度、ほどほど圏内を突破し、FAが見つかってしまいました!
ひょっこりと思ってもない方向、空間から……!
これだからFAは面白い。

もちろんきっちり購入した私。
本日は、どの辺がジョブズなティーポットなのかご紹介していきたいと思います。

見よ、これがティーポットのFAだ

ブランド名はteplo(テプロ)
手プロです。プロの手。
覚えて帰ってちょーだい。


★teploティーポット + teploグラス ¥26,500円(税抜き)

ティーポットの付属品はこちら。

茶葉の販売もあり。

コンディションを把握して最適な抽出法で淹れてくれるティーポット

テプロ、テプロさん、テプロ先生、テプロ師、マザーテプロ、なんとお呼びすればいいか分からないぐらい超賢いティーポット。
私は親しみを込めて「テプロっち」と呼ぶことにします。いちいち感覚が古くて申し訳ないです。

テプロっちの何がすごいって、、室温、騒音(!)などをセンサーで計測して、コンディションと環境を把握してくれるんです!!
ほぼ人。ほぼ生きてる。

どうしてこのような機能をつけるに至ったかというと、そここそがお茶のプロが「手仕事」として組み込んでいるところだと、プロの方達にヒアリングをしていくうちに分かったからだそうです。
プロが淹れたお茶と聞くと、つい難しい作法的なことばかりをイメージをしますが、プロこそ経験をもってファジーな部分を自然と反映させているそう。
そりゃそうだ、飲む側は人ですもん。ファジーの塊。
寝不足だったり、嫌なことがあったり、ハイだったり、生理前だったり、色々ある。
気温や環境に加えて、飲む側から感じる「体調や気分」というある種ニュアンスでしかないものを、プロは読み取って、お茶の淹れ方に反映させていることが分かったんですって。
だからプロが淹れたお茶ってあんなにとびっきり美味しいんですね……!

これまでだって、「リラックスしたい時」や「リフレッシュしたい時」など、自分で把握できる気分や体調にあったお茶を選ぶ、というところまではできましたよね。
お茶の淹れ方だって独学で極めることもできると思います。
でも、大事なのは、そこから先の合わせ技。なかなか顕在化することがないファジーな部分を技術に落とし込むプロゆえの手仕事だったんです。

数百人のお茶の専門家や愛好家にヒアリングとテイスティングを協力してもらい、様々なパーソナライズに沿って一番美味しくお茶を飲める抽出条件のデータがインプットされているのがテプロっち。
それによって、作法的なことだけではないプロの手仕事をお家で再現できるのです。

見よ、これがテプロっちの仕事ぶりだ

では、実際にどんなもんなのかとくと見ていただきたいと思います。
まずアプリを落としましょう。
ぶるーとぅーすですよ、ぶるーとぅーす。いまだに緊張するぶるーとぅーす。

初期設定でお茶のQRコードをスキャンして登録しておきます。難しくないのでここはガンバ(自分に言ってます)

お茶を選ぶよー。今日はこのお茶ね!!

茶葉をセットしていくよー。

パカッと外します。

ここで注意!! 茶葉が落ちるのを防ぐためにこっち側に入れてね。

何回も失敗しまくってから、いよいよヒステリーを起こしてやっと説明書を読んで理解しました。みんな、説明書は読もうね!

このようにこっち側に茶葉を入れたら

また元に戻してティーポットの蓋にセットします。

ほいっと。

センサーでコンディションを計測

次にセンサーを使うか使わないか選べます。

「使う」を選んだら、次にどんな気分になりたいかを選びます。

「お茶を楽しむ」にしました。パーっと楽しませてくれや!
そして、真ん中に人差し指を置きます。

ぐるぐるーっと読み取るよ〜!

出ました。私に最適な抽出はこれ!!

お湯の温度や抽出の仕方も「この時の私仕様」をテプロっちが判断してくれます。
同じお茶でも日によって温度が違うんですよ。

そしたら待つだけ。

くるぅっーっと回転!!

見てるだけで楽しいし、ぼーっと見ていると癒される作用もあります。

完全にフィットするお茶の味というものを思い知る

さて、テプロッちが淹れてくれたお茶ができましたよ。

飲んでみてびっくり。
自分で淹れているお茶は、「いいとこ渋くないだけのお茶」を飲んでいたことが明確になる瞬間。
いいとこでですよ。油断をすると、もちろん渋いか薄い。
それだって、別に香りはいいしホッとするし気分の切り替えにはなるしいいではないか。
そう思っていました。

しかし、テプロっちのお茶は、渋くなさすぎる!!!
渋くない、じゃない。渋くなさすぎる!!
それでいて、味。お茶の味がしっかりする。

私は素人なので、自分で淹れたお茶の「いびつさ」を「渋さや薄さ」としか捉えられないんですが、数値化したら色々穴があるんだと思います。
対して、テプロっちが淹れたお茶の喉や身体にひたすら染み入るこの感覚。
美味しさの数値化の極みがここに…!!!
ほどほど圏内をぶち破るには、パーソナライズ化だったのです!!!

寸分の狂いなく自分にフィットしたお茶の美味しさというものは、実際に口にしないと分からないのではないかと思います。

茶葉の質もすごい

様々な生産者さんのところに出向いて、すごく質にこだわった茶葉を仕入れているそうです。

もちろんお手持ちの茶葉でも飲めます!
手入力で特徴を登録して、そちらのデータを蓄積させていくことでもテプロっちは楽しめますよ。

グラスもジョブズ

テプロっちはグラスっちもすごいんですよ!!
ティーポットを購入される方はぜひセットで手にして欲しい。

ずっしりとした重さなんですが、これには理由があって、「両手で持つのにふさわしい重み」になっているそうなんです。その方がお茶に集中できるからです。まさにマインドフルネスです。
しかも、それだけじゃない。

こっちの飲み口が薄くて

こっちの飲み口が厚いんです。

飲み口で味の感じ方が変わるので色々楽しめるように、とのことです。
グラスッちも賢い!!

コミニュケーションが取れる相互通行のティーポット

飲んだ後には、フィードバック機能があって、どんどん自分好みのお茶のデータが蓄積されていくんですが、私はテプロっちを2020年の緊急事態宣言時に知りたかったー! と強く思いました。
あの自粛時に、毎日の体調や気分を気軽に伝えられる存在がいたらだいぶ良かったのになぁと。
一方通行ではなく、それに沿ったお茶を提供してくれるなんてプチホームセラピストではないですか。
ティーポットとコミニュケーションがとれるなんて、バックトゥザフューチャー2の世界がリアルにきとるでぇ。

こんなティーポットを作るなんてすごすぎる!!!
ジョブズはもういないのに!!!
一体誰が作ったの!!??って思いませんか?

はい!
そこは抜かりなく、開発者の方にインタビューをさせていただいております。
まとめるのがびっくりするぐらい遅くなってまして、先方も腰を抜かしてらっしゃると思うのですが、開発への思いやこだわりについての記事を近日公開いたしますので、お楽しみに。