
営業女子、初めてメンタルクリニックへ行く。
こんにちは!1日1万5千歩歩く営業女子しゅがーです。
突然ですが、みなさんは普段病院へ行かれますか??それとも我慢されるタイプですか??
私は秒で病院へ行くタイプです。
それが泌尿器科で周囲から浮くことになろうとも…!(膀胱炎でした)
そんな私でも躊躇したジャンルの病院があります。
それはズバリ「メンタルクリニック」です。
これって偶然?それとも不調のサイン?行こうと思ったキッカケ
7月に入ってから、ちょっと体調が妙でした。
酷めの下痢が続くし、食欲もわかない。
喉が圧迫されるようなつっかえ感や息苦しさまで出てきて、文字にすると「え、やばくね?」ってなる内容なのですが、普段から元気モリモリ!みたいなタイプでもないので、特別気にかけていませんでした。
共感してくださる方もいらっしゃると思うのですが、疲労や不調って使命感や責任感等の気持ちでごまかせちゃいませんか??
目に見えないし覆い隠しがちなんですよね。
明らかに休んでも許されるような体調不良だったら言えますけど…
なので、この症状だけなら見過ごしていたと思います。
元々は休日にうまくリフレッシュできるタイプで、仕事のことは日曜ギリギリまで考えずに過ごし「月曜になっちゃったからやるしかない!」って勢いで始められました。
ところが最近は様子が違います。
楽しい休日の動画や写真を見返すと、泣きたくなるほど「あの時間に戻りたい…」ってなるんです。
さらに、平日朝に起き上がったのに床に座り込んでぼーっとしてしまうこともあって「あれ、これちょっとヤバくない?」とさすがに違和感を覚えました。
そして1番の決定打は「平日には悩まされる体調不良が、休日になるとピタッと止まる」こと。
これに気づいてしまった時でした。
ここまできたらもう「メンタルクリニックに行くべきかも」と思わざるを得ませんでした…。
深刻になりすぎても仕方ないですが「無理して自分にまでシラを切らなくていいか。体がサインを出しているなら、素直に耳を傾けるのも大事だな」と受診を決めました。
病院選びはGoogleマップの口コミを頼りに
病院は全然どこがいいのかわからなかったので、Googleマップの口コミを頼りになるべく寄り添ってくれそうな病院を選びました。
ここでまずびっくりしたのが、患者さんの多さです。
7月31日に電話したのですが、初診予約を取れるのがなんと4日後!!
結果的にどうしてもということであればすべての予約の後に診ていただけることになりましたが、なるべく前もって予約を試みるのが良さそうです。
医療センターの階段で気づいた「隠したい気持ち」
以前から「一度どんな所なのか知りたい」という欲求はありました。
でも、いざ医療センターに辿り着きエレベーターに乗る人が他にもいるとわかると、咄嗟に階段を選んでしまった自分がいました。
エレベーターボタンの押した階でどこへ行くのか悟られたくなかったんだと思います。
どんな所か知りたいと思っていた自分でも、咄嗟に人に知られたくないという感情が働いたことにびっくりしましたし、とんでもなく受診までのハードルが高い分野だということを身をもって実感しました。
院内に入ってみると私が受診したところは、カードの番号または名前で呼ばれるか選ばせてもらえました。
座るところも数箇所あってプライバシーが守られている印象を受けました。
すぐに鬱と診断せず、様子を見守ってくれる姿勢に救われた
病院に行ってまず最初に書いたのが、問診票です。
自分の症状を時系列で書いてみると、意外と「これって7月くらいから始まってたんだな」とか「最初は軽かったのに徐々に増えてきたんだな」と整理にもなるのでテンパらずに済みました。
全てが記述式じゃなくて、選択式の部分も多くて余計に答えやすかったです。
そして診察室に入ってびっくり!!
先生がまるで「実写化ジャムおじさん」みたいな、優しくておだやかな雰囲気をまとった方だったんです。
こちらの話を遮らず「あぁ〜〜!」と表情やジェスチャーありきで共感して聞いてくださるので、自然と「こんなこともあって…」と話しやすくなりました。
正直、もっと淡々と進むものかと思っていたので、拍子抜けするくらい安心できました。
それから印象的だったのは、問診票に複数当てはまる項目があったとしても「はい、鬱です。とすぐに診断をくださないです」とおっしゃったことです。
むしろ「これは一時的な疲れや環境の影響かもしれないし、今の時点では様子を見ながら考えましょう」と冷静に伝えてくださったので「まずは自分の状態を一緒に整理していく」という感覚になれました。
初めての受診ってそれだけで緊張するし「重いこと言われないかな」と構えてしまいがちですが、丁寧に寄り添ってくれる先生のおかげで、身構えていた心が少しずつほぐれていくのを感じました。
鬱じゃなかったらなんなんだよ!!!診断結果は……
ズバリ!適応障害でした。
初期段階は大体適応障害の診断がくだるのではないかと感じました。
先生からの説明では、鬱は脳の病気で無気力さや抑鬱状態に陥ってしまうのに対し、適応障害には原因となる理由があるそうです。(私にも自覚している明確な原因があります)
そしてその原因から離れているときは、症状が和らいだり元気だったりするそうです。
まさに土日の自分……!
人にはそれぞれストレス耐性があり、持続的に強いストレスがかかることによってその耐性がじわじわ削られていくとのこと。
耐性の体力が削られすぎると、症状(適応障害)として出てしまうそうです。
そして適応障害を我慢し続けると鬱へ移行してしまう恐れもあるらしい……体からのサインを見逃さなくてよかった……!
この耐性体力があとどれくらい残っているかという細かい選択肢式テストと、身体的な病気が潜んでいないか血液検査も行いました。
喉のつっかえ感はメンタル以外のあらゆる不調で最初の症状として出やすいものらしく、こちらは漢方で様子を見ることになりました。(私には効果なし)
そのほかに、症状が強い時や気持ちがしんどい時のために頓服薬も処方してもらいました。
これがですね…効くんです。ビビります。
グッバイ息苦しさ。グッバイ下痢。
体が常に緊張状態でグッと体の中心部に対して力み続けているのが、薬で和らぎ楽になるそうです。
そして少しの前向きさが戻ってきました。薬ってすげぇ!!
私は絶対に病院行った方がいいよ!絶対に薬飲んだほうがいいよ!と言いたい訳ではございません。
ただ、風邪と同じように症状が出るなら病院へ行くことは何も悪いことじゃないし、それで和らぐなら行って損なし!と思う派です。
風邪でも病院へ行かない人は行かないですしね。
センシティブな内容なので、書くかどうかぶっちゃけ迷いました。ただ、これが私のリアルですし、悩んでる方がいらっしゃったら我慢しすぎないでください。
病院探しに時間はかかったけれど、思い切って足を運んでよかったと心から思えました。
ありがとうGoogleマップ!!!