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10年目の営業女子はなぜ営業職を選んだのか

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こんにちは!1日1万5千歩歩く営業女子しゅがーです。
もうすぐ営業を始めて10年目になるのですが(心の中ではまだまだ5年目)
原点に返って「なぜ営業職を選んだのか」について考えてみました。

「入社前にやりたいこと?知らんがな」で始まってしまった営業人生

正直に言います。ぶっちゃけ一番の理由は「仕事内容を一番想像しやすかったから」です。
浅い。辛い。

(就活のストレスでポーズもおかしくなっちゃってますね)

大学の説明会って、だいたい総合職(ほぼ営業)の話しか聞かなくないですか??
当時は心のどこかで「どうせ最初は営業からやろ?」と思っていて、本当は商品開発やマーケティングに憧れていました。
営業にそういう仕事の要素も含まれているとは思いますが、憧れは今も変わりません。

大学生就活当時エントリーシートを書くたびに「入社前にやりたいことを聞かれても知らんがな」と思っていました。
展望を聞くことに意味あんの!?
社会人をしたこともないのにわからないし、エントリーシートを書くたびに、未来の自分を盛る大会に参加している気分。
営業職以外にもエントリーはしましたが、この手の質問が苦し紛れの回答すぎて通過しませんでした。

その点、営業は売る、提案する、数字で結果が出るのでイメージしやすかったのです…。
意識の高い理由じゃなくてすみません。

就活中は、最終的には自分自身が商品だと捉えていたので、面接時に「今日の私は営業的に何点でしょうか」とか聞いちゃうギラついた大学生でした。
その結果、超体育会系の会社に内定したため、このハードさは自分で招いた結果だなと30代の疲れ果てた私は苦笑しています。

結局は今までの人生で経験したことが得意になる

思い返せば、私はずっと人前に立ってきました。
幼稚園ではピアノの発表会、小中学校では吹奏楽、高校ではよさこいと軽音。
気づけば習い事や部活は全部「人に見られる前提」のものばかり…

アルバイトもそうです。
塾講師では、生徒全員の視線を一斉に集めながら授業をし、一人ひとりの長所と短所を観察する。

飲食店では優先順位を瞬時に判断しながら同時処理と電話対応。
携帯販売では、相手の理解度に合わせて説明を噛み砕く力を、無意識のうちに鍛えられていました。

こうして振り返ると、バラバラだった経験がひとつのスキルにまとまります。
それが「人前に出ることが苦ではない」ということ!

以前、人見知りだということはお話させていただきました。

私にとっての人見知りは「話すのが苦手」という意味ではありません。
雑談は相変わらず得意ではないですが、仕事の話なら誰とでもできます。
会議でも、得意先の社長でも、飛び込み訪問先でも、多少の緊張はあっても苦ではない。
物事を主張しないことよりも、主張することのほうが私にとっては楽なんです。

無意識に「自分がそこまでしんどくならない場所」を選んでいたのかもしれません。

営業の醍醐味は提案内容をパズルのようにはめ込んでいく瞬間

営業をしていて、正直いちばん楽しいと感じるのは「試行錯誤して提案すること」です。
どうしたら気に入ってもらえるのか。
どう言えば伝わるのか。
同じ内容でも言い回しを変えるだけで相手の反応は大きく変わります。
そこを探るのが面白い!!(絶対に負けてはならない戦いの時は辛いですが)

提案内容を組み立てながら、相手が気づいていないニーズや困りごとまで想像して、パズルのように当てはめていく感覚が好きなんだと思います。

ただ売上を上げるだけではなく、コストは抑えつつ満足度は下げない!
そのバランスを考える時間も嫌いじゃないです。
制限があるほうが、むしろ燃えるタイプかもしれません。

もし「提案すること」だけで完結する仕事だったら、どれだけ営業が好きだっただろう…と思うこともあります。
現実には、その後ろにトラブルや調整や根回しがついて回るのが営業です…。
それでもやっぱり、ゼロから組み立てて「これでどうですか?」と差し出す瞬間はワクワクします。
私はきっと「売ること」よりも「考えて差し出すこと」が好きなのだと思います。

目立ちたがりの営業論。承認欲求は私の原動力

言葉にすると少し恥ずかしいのですが、私はおそらく目立ちたがりで、承認欲求もそれなりにある人間です。
振り返ると、選んできた習い事や部活はピアノや打楽器でした。
どちらも同じ楽器の人が何人も並ぶわけではなく、基本的に自分ひとりが評価の対象になるポジションです。

評価が自分にダイレクトに返ってくるのは、正直怖いことでもあります。
良くも悪くも、言い訳ができない。
でもその分、結果を出せたときの手応えも自分のものになる。
その瞬間に、私は存在価値を感じてきました。

それは仕事でも同じです。
もちろん一人で完結しているわけではなく、たくさんの方に支えていただきながら進めています。

それでも最終的に営業である私は「私担当の商品」として動き、私の名前でお客様と向き合う。
責任も成果も、ある程度は自分に返ってくる構造です。

お客様の課題を解決できたときや「想像以上でした」と言っていただけたとき、私は単に売り上げが上がった以上の感覚を覚えます。
私にとっては、誰かの期待に応えられたという実感が、自己肯定感を育てる栄養のようなものなのだと思います。

積み重ねてきた9年、営業になって後悔はない!

「ずっとハードな営業生活を続けられるのか」というところはぶっちゃけ悩みでもあります。
転職するとしても経験を求められる以上「営業は営業にしかなれないのか」と落ち込むこともあります。

それでも、そんな自分の背中を押してくれるのは、これまで営業として積み重ねてきた経験です。
「迷いはあっても、後悔はない」そんな営業9年間です!