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定期的な歯のクリーニングはFA!美容院感覚で歯医者に行こう。

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みなさんは定期的に歯のクリーニングしに行っていますか?
毎日歯を磨いているし、特に痛くもないから行く必要はないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、そういう状態だからこそ歯のクリーニングに行っていただきたいのです!!!

というのも、先日1年振りに歯のクリーニングをしにいったら、「歯は綺麗だけど、小さな虫歯がある」と言われました。

ショック!!

なんせ、マウスピースをつけるようになってからは全くできなかったし、もう出来ることもないと思っていたので。

こちらの記事をご覧になった方に、虫歯できとるやないかーいって飛び蹴りしたくなりますよね。
ん〜…。事実なので抗えぬ…!

しかし、こちらには少し補足がありまして、マウスピースをつくってから毎月、調整ついでに歯のクリーニングをしてもらっていたのです。
出産してからは一回しかいけておらず、今回久しぶりのクリーニングで虫歯が発見されたので、これを経て改めて歯のクリーニングはFAだなと思いました。

日本人は予防歯科意識低め

歯医者さんの待合室でぽけ〜っとしていたら、「日本人は先進諸国と比べると予防歯科意識が低い」というのを目にしました。
えー?!そうなの?!と思いましたが、よく考えたら、私のおじいちゃんも歯が少なめ。おばあちゃんは部分入れ歯。母は差し歯多め。(うちの家族大丈夫か…。)
テレビでも水曜日のダウンタウンや月曜から夜ふかしを見ていると、歯がないおじさんが出ているのをよく見かけるので納得です。

反対に、予防歯科意識が高いのがアメリカとスウェーデン。
たしかに、歯のないおじさんをテレビであまり見たことがありません。そもそも、スウェーデンのおじさんをあまり見たことありませんが…。
アメリカは保険適用制度がなく、歯の治療となると莫大なお金がかかるため、常に歯を綺麗にし予防する意識が根付いているそうです。

そして、スウェーデンは、歯がなくなる=生命に関わるといわれていることから、国民の8〜9割が定期検診を受けるなどメンテナンスすることが常識とのこと。
そのおかげなのか、スウェーデンの80歳以上の残存歯数は、な、なんと21本!
すごくないですか? 8020運動達成しちゃってる!
ちなみに日本人は14本と、圧倒的の差。
14本ってパッとしない数字かもしれないですが、今親知らずを抜いて28本あるとしてそこから14本もなくなると想像すると怖くないですか?
この先半分もなくなるなんて!
いかに、日本が歯の後進国であるかがよくわかりますし、歯の定期的なメンテナンスは大切なんだなと考えさせられました。

虫歯ができてからの後悔が大きい

歯って、虫歯や歯周病などの疾患がになってからのダメージが大きくないでしょうか?
思いつくものをあげてみましょう。

  • 治療にお金と時間がかかる。
  • 怖さなどから治療におけるメンタルの影響が半端ない。
  • 詰め物によっては見た目に影響してくる。
  • 被せ物の型取りがしんどい。(あの粘土みたいなやつ大嫌い!)
  • 顎関節症にとっては治療中口開け続けるのがしんどい。
  • 音怖すぎ。
  • 単純に痛い。
  • 食べ物が制限される。
  • セラミックにするなら保険適用外なので料金がバカ高い。

多すぎるー!
少なくとも私に取っては相当ダメージが大きいです。
いや、とりん。そんなのみんな嫌だって思ってるし、ほとんどの人はそれを回避するために歯磨き毎日してるよ。
って思うかもしれませんが、実際自己流歯磨きだけでは回避できませーん!(断言)レインボーブリッジも封鎖できませーん!

歯科衛生士さんのお話を伺うと、ほとんどの方が磨き残しがあるし、歯石もあるそうです。
防いでるつもりが防げていないのが現実。
これをなんとかするには、プロの手を借りるしかありません。

歯のクリーニングでやってもらえること

定期的な歯のクリーニングって意外と安いのはご存知でしょうか?
保険適用なら初診料いれても2,000円ちょいぐらいで済むんですよ。
デパコスの単色アイシャドウぐらいの価格ですね。
歯医者によって金額は異なりますが、3,000円もいかないと思います。

さらに、通い続ければもう少し安くなります。
美容目的の自由診療ならもう少しかかりますが、経験上保険適用治療でも十分綺麗になるので、サブスク感覚で通ってみるといいかもしれません。
約2,000円で歯も見た目もメンタルもお金も守られるなら安いものです。
虫歯なしの綺麗な状態であれば4ヶ月に一回ペースでも全然いいそうです。

クリーニングでやることは大体一緒だと思いますが、歯医者によっては異なるかもしれません。
今回は私が受けてきた歯のクリーニング内容をお伝えします。

歯肉炎検査

探針という先の尖った器具を歯周ポケット(歯と歯茎の間)に刺して溝の深さをチェックします。
出血がある場合は炎症を起こしている証拠です。

歯周病検査

 

ありがたいことに私の通っている歯医者さんでは検査表をだしてもらえました。
画像の上の表が昨年の検査結果、下が今年の検査結果です。
昨年は歯茎の出血(赤い箇所)が六箇所ありましたが、今年検査してみたら全て良くなっていました(青い箇所)。
状態がよくなった要因は磨き方だと思います。
昨年の検査のときに「歯と歯茎の間に歯ブラシの毛先を当てて優しく磨いてください」とアドバイスされたので、それを意識してここ一年磨いていました。
たしかに、最近歯磨き粉の泡が血で赤くなることもなくなったので、成果がばっちし出ているんだと思います。
歯のクリーニングでは、歯の状態から普段の磨き方が丸裸になるので、適切なアドバイスがもらえるのもメリットの一つです。

歯石取り

歯ブラシでは取りきれない歯石を専用の器具を使って取り除いてくれます。
歯石は歯周病や口臭の原因となるので、絶対とってもらうべし!
ウィーンと音は響きますが、痛くはありません。
ちなみに私は、奥歯の裏と前歯の裏側に溜まっていました。
一般的に溜まりやすいポイントらしいです。
歯石取るだけでも舌触りがだいぶつるんとするので気持ちいいですよ!

デンタルフロス

これは自分でもできますが、歯医者さんでやってもらう糸通しはまた格別。
見落とすことなくやってもらえますし、自分がどこに詰まりやすいのかなどアドバイスしてもらえます。
歯の汚れは、歯ブラシだけでは半分ぐらいしか取りきれず、フロスも併用することでかなり綺麗になるので毎日するのがおすすめだそうです。

表面磨き

最後に表面磨きです。
電動ブラシで専用の洗浄剤をつけて磨いてもらえるので、ツルッツルのピッカピカ!!
これがまた気持ちいい〜〜〜!!
舌で触ると歯の表面が滑らかになっているんですよ。これは手動では敵わない!
表面が磨かれることで、歯垢の蓄積を防ぐ効果もあるので、予防の意味でも最高です。

色素沈着除去

普段生活していると、食べるものや嗜好品によっては歯に色素沈着がおきます。
歯のクリーニングでは、そういった茶渋やヤニなどの色素沈着を取り除いてくれます。
毎回ではないですが、ついていたら取ってくれるという感じです。
これがまあ、綺麗になるんですよ!

数年前に、歯の黄ばみが、ものすごく気になったことがありました。
ホワイトニングや月一クリーニングをしているのに、なぜ?と思っていたら歯科衛生士さんが「もしかして色素沈着気になってますか?簡単にとれますよ!」と言って取ってくれたんです。頼もしい!!!

これ、約2,000円の歯のクリーニングで取れるんですよ? 最高じゃないですか?
予防もできて歯の見た目も綺麗になるならやるしかなくないですか?
私の経験上自己申告しないと色素沈着はとってくれないので、行くたびに「色素沈着があったら取ってください!」とお願いしています。

美容院に行く感覚で歯医者に行こう。

今回久しぶりに虫歯ができて、虫歯がない日常は幸せなことなんだなと感じました。
当たり前は当たり前じゃないし、疎かにしていたら、後で泣くのは自分です。
歯のクリーニングはほとんど痛みはなく、むしろ口内も気持ちもスッキリ清々しくなるのでリフレッシュにもなります。
髪や体型、肌を保つために美容院やジムに通うように、歯を綺麗に保つために歯のクリーニングにいきましょう。
虫歯予防、生涯食事を楽しむため、そして綺麗な笑顔でいるためのFAです。

 

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