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大人時間を楽しむ「神戸迎賓館 旧西尾邸」で優雅なひととき

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こんにちは、リョンです。

ようこそ、わが家へ。

そんな風に一度は言いたくなるくらい素敵なこちらの建物は神戸迎賓館 旧西尾邸でございます。
友達と神戸まで旅行へ行った際、神戸っつったら『邸宅ランチ』行かなきゃでしょ!!と、謎に一人熱くなり、予約しました。

大正ロマンを感じる神戸迎賓館 旧西尾邸で優雅なひととき

神戸迎賓館 旧西尾邸

西尾家住宅(旧西尾類蔵邸)は1919年(大正8年)、当時貿易商として神戸を中心に活躍していた西尾類蔵氏の邸宅として、須磨に建てられました。
引用:https://www.nishiotei.org/index.html

兵庫県神戸市須磨区の〝神戸迎賓館 旧西尾邸〟は、大正デモクラシーの1919年に神戸の景勝地である須磨の地に竣工しました。
初代通天閣を手掛けた建築家・設楽貞雄による設計で、大正時代流行していた西洋の意匠が用いられ当時の最先端のスタイルが反映された洋風建築です。
引用:https://www.vmg.co.jp/column/interview_kobe/

え??私、海外にきたっけ?と思うほど、普段とはかけ離れた景色が目の前に広がってるーーー!まだ入ってもいないのにテンションが限界突破しそう!私、ここに住みたい!!

あいにくの曇りでしたが、それでもこの美しさ…!

外観も素敵なんですけど、邸宅の中がより一段と素晴らしいから見て!!

ぐっぬぅぅぅーーーーーーーー!もう玄関から、パーフェクト!!
私、こういう洋館が大大大っ好きなので、昂ぶりまくってもうすでに若干息があがってます。その昔、この玄関で様々な著名人や世界中のVIPを招かれたんだと思うと、胸が熱くなります…!

「こちらでしばらくお待ちください」と通された待合室が、

もう朝ドラなんよ。

こんな部屋、テレビでしか見たことないわ!大正ロマン味を感じるぅー!ゼーハー!!

丘の上に邸宅を建てられたのは、海が見えるようにしたかったからなんだそう!天気が良かったら遠くには海が見えたのに、曇っていて残念!

待合室には、西尾邸の歴史を感じられるお写真や資料もあり、予約の時間になるまでお部屋の雰囲気を楽しみながら待つことができました。

時を止めるスタンド能力を使いたくなる絶品本格フレンチ

来ただけで満足しちゃってますが、本番はここから!

絶品と噂のLE UNのランチをとても楽しみにしていた我々。神戸迎賓館では結婚式も行われているので、本格的なフレンチを楽しむ事ができます。

【LE UN 神戸迎賓館】神戸・須磨離宮のフレンチレストラン

席は外が見える窓際に通して頂きました。邸宅の素晴らしい空間も相まって、お料理を食べる前から満足げなわたくしがこちらです。

っていうか、何食べても美味しすぎるーーー!
美味しすぎる時って、むしろ美味しいしかでてこない時ないですか?絶品すぎて、下に全集中していたか、語彙力がいつもの3倍は低下していました。

こう見えて、ダイエット中な私。薄味生活をしていたのでコース料理は全部食べきれないかも?と思っていたんですが、すべてがスルスルと口に運ばれていく!!

フレンチなのにくどくないし、重たくないから胃が喜んで受け入れ態勢に。
景色を楽しみながら優雅にフレンチを食べるこの時間が最高過ぎて、今だけは時を止めるスタンド能力が欲しい…!と心から思いました。

二人ともさすがにお腹いっぱいだったんですが、最後のデザートが飲めるほど美味しいブロマンジェで感動!!しっかり完食できるほど爽やかなデザートでした。
アフタヌーンティーも絶対に来なきゃだねーと、食べた直後にも関わらず、友達ともう次いつ来るかの話をしていましたw

今回、ランチも目的だったんですが、もう一つの目的は邸宅内の名建築を鑑賞できる神戸迎賓館の邸宅ツアー!
食べた後、スタッフの方にお願いすると案内して頂けるとの事で、今回こちらもとても楽しみにしていました!

美しいステンドグラスに囲まれた室内はまるで美術館

この美しいステンドグラスは修繕はされているものの、当時のデザインがそのまま残されいるので、お部屋にいるだけでタイムスリップした気分を味わえます。

真紅の絨毯も当時のまま残されているんだそう!大正レトロと当時ヨーロッパで流行った建築様式が見事に融合されていて、どこを切り取っても映えまくる!!

大人数での食事会や披露宴を行っている広間は天井が高くて、とても豪華!!
窓が高いのが、背の高い海外の方に合わせた西洋式なのが分かります。

まさか、暖炉があるとは…!
西尾氏が貿易商で成功されたんだという事が邸宅内を少し見て回るだけで感じます。目に入る調度品や置いているものが、高級そのもの!

中でも聞いて度肝を抜かれたのが、オーダーメイドの銀食器ーーーー!!!しかも、イニシャル入り!!!当時でオーダーメイドって…!!スタッフの方によると、当時の値段で300万円ほどしたらしく…当時で300万円だから、今はもちろん値段はつけられないほど、資産価値のあるものに…!もう途中から、凄い!しか言ってなかった私ですw

外の方も案内してくださったんですが、これまた広っ。

なんと敷地面積は約3000坪!邸宅の横には、チャペルもあってさらに日本庭園も広がっています。

これでも昔よりも狭くなったとかで、昔は8000坪ほどあったんだそう。

ぶっちゃけ、数字が大きすぎてどんな広さか見当もつきませんが、驚きと興奮気味の私を横目に、友達は冷静に鑑賞していました。

この日、一組の方が結婚式の前撮りをしていらっしゃったので庭園の奥まではいけませんでしたが、まださらに奥があんの?っていうくらい広かったです。

そりゃ、こんな素敵なところは後世に残したいと強く思うはずだわ。令和の今でもこうして足を運べるように残してくれた事に、とても感謝しながら邸宅ツアーは終了しました。

はぁーーーーっ!空間も、お料理も、スタッフの方の心配りまで全てが大大大満足なひと時でした!!邸宅ツアーは30分程でしたが、優雅で美しい美術館を2時間見て回ったくらいの満足度がありました!

今度は秋になって、庭園が紅葉で色づいた頃に遊びにきたいなーと思います。
特別な日じゃなくてもこの気品ある美しい場所に定期的に訪れたくなりました。ご旅行で関西を訪れる方は、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか?