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【現世利益のFA 筋トレ⑤】いつまでやるのか、一生だ

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筋トレFAシリーズ、ついに完結します…!(疲れたし)
これまでは、レジスタンストレーニングを行った2ヶ月間について主に綴ってきましたが、本日は、「その後」について書きたいと思います。

1年間同じペースでトレーニングを続行

まず結論から言うと、私は1年間同じペースでパーソナルトレーニングを続行しました。
体組成や体型は一気に変わりましたが、一気に変わった分、まだ定着はしていないと思いましたし、今度はこうなりたいという理想の体型作りに進んでいきたいと思いました。

私はメリハリのあるちょっとカーヴィーめな身体に憧れていた為(縁遠すぎて)、「バストとヒップを大きくしてくびれを作りたい(縁遠すぎて)」というわりと分かりやすい希望をトレーナーに伝えていたのですが、同時に、「20代後半の体重になりたい」という希望も出していました。
やってみて達成したのは、後者の方のみです。
鍛えながら20代後半の体重になったら細すぎたのです。
私のなりたい見た目と私のなりたい数字は両立しないと分かったのがこの2ヶ月。

ここからは体重と体脂肪を少し増やしつつ、理想の体型に近づけていこうということになりました。

1年続けたら筋肉貯金爆誕

スキンケアでもインナーケアでも起こることなんですが、自分にとって正しい方向のアプローチを積み重ねていると「貯金」ができます。
少しぐらいサボっても調子を保っていられるし揺らぎが少ないんです。

筋トレも同じで、1年間粛々と続けたおかげで、筋肉貯金が生まれました。
事情があり10日間ほど全く何もできない時があり、やばいことになってそうーと思いながら、久々にジムで体組成を測ったのですが、ほとんど変動がなかったんです。
「ちゃんと普段やってれば10日ぐらいなら大丈夫ですよ」と言ってもらえました。
「それ以上になったら宅トレはやって欲しいですけど」とも言われましたが。

筋トレは一生続けるがFA?

そして、1年目のいつのタイミングだったのかは定かではないのですが、ふと湧いた疑問がありました。

筋トレって…始めたら一生続けていかなければダメなんじゃ?

いやダメってことはないのですが、ここまででいいよーっていう終わりが見えない。
筋トレをする=身体のパフォーマンスがあがる。てことは、筋トレをやめる=身体のパフォーマンスが下がるってこと?ですよね?
そこでトレーナーに、「あの、筋トレってもしかして一生続けないといけないですかね?」と聞いてみました。
「バレました?」
と、トレーナーは言いました。

はい。ついに…。
ちなみに「筋トレしてると、食費すごいかかりません?」と聞いた時も、トレーナーは「バレました?」と言っていました。
全てはバレるかバレないか方式。
私には筋トレ界の秘密が2つもバレてしまいました。

つまりは、続けたら貯金ができるんだから、やめたらそこで打ち止め。貯金を切り崩したらあとは減るのみ。
自転車操業でやっていくしかないけど、それだって時間の問題かもしれません。
先ほど、スキンケアとインナーケアで例えましたが、そちらも同じこと。
炭酸パックを一週間連続で使用して人生最大に調子が良くなったとしても、それきりでやめてしまったら、長い人生において、そのピーク時はあっという間に霞んでしまうことでしょう。

筋トレの契約先は自分です

皆様も、某大手パーソナルジムのプロモーションでそのケースを目にしたことがあるのではないでしょうか。
選ばれたタレントさんのビフォーアフターにびっくりして、アフターのアフターにはさらにびっくりしたものですよね。

かんっっぜんにリバウンドしとるやんけ。

もー見事に。しっかり。
「やっぱり2ヶ月で痩せるなんてムリがあるんだよ〜」
「あれだけ高いお金払って戻るなら金ドブ」
「あーバカらしい。やっぱジムなんてやめよ、食べよ食べよ」
なんてイメージを少なからず植えつけてしまったのは、運動のメリットの本質とズレてしまっていて非常に哀しいですね。
タレントさんの場合、その後も続けて体型を維持するということが、◯イザップと事務所間のPR契約内容に入っていなかったのでしょう。

では、タレントじゃない私たちは、どこと契約をしているのでしょう?
ジムに行くこと、トレーニングをすること、ぐるぐる回って身体のビフォアフを見せることは、ギャラが発生するお仕事ですか?
違いますよね。
ということは、どこぞのタレントさんがリバウンド散らかしていても知ったこっちゃない。
自分が身体を鍛えることと、タレントさんがリバウンドしていることは全く関係がないです。
というか、誰のリバウンドであっても関係がないです。

誰と、どこと契約しているのかって自分との契約なんです。
ジムでもありません。
ジムは契約先ではなく、契約「内容」の方ですね。
適時、契約内容を見直して、ご自身のことはご自身ででしっかりマネージメントしてくださいね。
宅トレを増やすとか、ヨガやピラティスなど他の運動にするとか、変更したり切り替えてもいいと思うんです。

シュシュさんは筋トレを続けながらも、今はヨガに夢中なんですよ!
ヨガのおかげで一段深い集中力を手にすることができて、今までにない記事を書き上げることができたというのです。
その記事がこちら。

「今までにない記事を書けた」というのが自惚れかもしれないので、シュシュさんは感じた手応えを私たちにも黙ってたそうなんです。
実際知らずして目を通したのですが、私から出た素直な感想は「これは…大傑作だね…!」というものでした。
4回リアルに爆笑しました。
プロテインおねだりトレーナーとオナラ、こんなに面白い話あります?
シュシュさんから種明かしをされて、ヨガの効果ってハンパないんだなと慄きました。

2年目以降はペースを落として続行

以前も書きましたが、私は一通りのマシーンの使い方やフォームを覚えたら、パーソナルじゃない普通のジムに通って自分でやろうと思っていました。
今でもそれができるならベストだと思うんですよ。お値段的の部分で圧倒的に。
でもできないんですよ。私みたいな無精者にはパーソナルトレーニングがぴったりすぎて…。
ということで、2年目に入ってからは、毎週2回というペースから、週に1回〜入れる時だけ2回というゆるやかなペースに変えました。
コロナがきてからは、さらにゆるーくならざるを得なくなりました。
宅トレをすればいいんですけど、というかしなきゃいけないんですけど、本当に筋トレがそもそも好きじゃないので…宅トレなんて高尚なことができない。
自重で十分鍛えられるメニューが各所にいろいろ転がっていますので、できる方はぜひしてくださいね!
とりんさんは宅トレ派です!

私は一生筋トレを続けていく(と思う)


身体は乗り換えがきかないたった一台の車です。そこが歯がゆくもあり愛しくもあり。
最初から決まっているスペックはありますが、どんなにスペックが高くてもメンテナンスをしなければ故障しますし、スペックが低いとしてもメンテナンスを続けて適した道を選べば、寄りたい場所や行きたい場所にほどほどに進めるのではないでしょうか。私はそう思います。
形態や強度や頻度はどうであれ、私は自分の身体が動く限り、動かしたい限り、一生筋トレを続けていくと思います。
レジスタンストレーニングはシニアの身体のことも考えられていますので、将来は筋トレタイムがある老人ホームに入りたいなぁと切に願っています。

さて、「なんのFAか分からない」という入りで始まった筋トレFAシリーズ。
「現世利益のFA」で締めさせていただきます。