【パーソナルデザイン通信#13】ナチュラルロマンスのオケージョンスタイル
大好評のパーソナルデザイン通信。
診断後の落とし込みのレポートの生々しさに関しては、ファイナラが一番だと自負しております。
前回はなんと編集部を飛び出し、ファッショナブルナチュラルのぬりかべさんに突撃させていただきました。
最近はZARA・ROSE BUD、JINASIS・moussy・SLYなどをちょこちょこ覗いています。比較的お手頃なお値段でファッショナブルみを出すには、対象年齢から外れていますが所謂ギャルっぽいブランドが意外と使える気がしますね。
そ、そ、そ、そーーーー!と頷きまくり。グレースファッショナブルのヒツコスはとても参考になりました。
ソリッドなデザインを探すならギャルっぽいブランドが使えるんですよね〜。
以前、ご紹介したパンツもSLYのものです。
これはもっと色んなPDの人のお話が聞きたい!
ということで……
ナチュラルロマンスさんのおなぁ〜りぃぃ
ナチュラルロマンスさんを召喚しちゃいましたよー!!
パフパフーードンドンー!!
勝田 彩さん
(Aya Katsuda)さん
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化粧品会社ポーラのPR担当。
スキンケア、ヘアケア、Spotifyでの音楽掘り、食とうつわ、お酒が趣味です。新卒でウェディング会社のスタイリスト→広報/PR→転職し2018年より現職。
記念すべきファイナラ初のゲストとして、香水のFAを教えてくださったポーラにお勤めのAyaさんです。
うい先生の診断に行ったということで結果をご報告くださいました。
PDって不思議というか人の魅力って不思議なもので、「人のことはわりと分かる」んですよ。
プロじゃないからそこまで明確に言語化はできないだけで、普段から「あの有名人ってこういう雰囲気が素敵」とか「○○さんはこっちのデザインの方が断然似合う」とか無意識に感じ取っているものですよね。
だからペア診断って面白くて、私はシュシュさんと一緒に受けたんですけど、それぞれ自分では「えぇ!?」と思っても、お互いに相手のことは「あーうん、わかるよ?」って感じなんですよ。
だもんで、私はAyaさんのこともわりかし分かっていると思っていました。
もちろん断定はできないけど、めちゃくちゃ品のある方なんで間違いなくグレースは入ってるだろうなぁとか、でも曲線的な美しさがあって装飾も似合う方だからロマンスも入ってそう〜とか、キッチュなイメージはないしシワっぽい素材のイメージもないからキュートとナチュラルはまず最初の方で外れそう〜とか。
PD診断を受ける前にお会いして、ぶつぶつ一人で考察して、別れ際に「よおおおおおし!グレースロマンスに1票ぉぉぉ!!」と恵比寿のど真ん中でPDを叫んできたんです。
「結果が出たらすぐ報告しますね」ということでワクワクの当日。
Ayaさんから届いたDMをうししと見てみたところ
「ナチュラルロマンスでした」
ええぇぇぇぇーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
ナ、ナチュラル!!??
無造作感がハマるナチュラル!!??
うそでしょーーーーーーー!!!
って本人より騒ぐ騒ぐ。
ちなみに、編集部内でも勝手に予想を立てていたのですが「グレースは入ってると思ってました」という総意。誰とも何も賭けてなくて本当によかったです。
うい先生によるAyaさんのPD診断の内容とは
それでは、どのようなロジックでナチュラルロマンスと診断されたのか見ていきましょう(偉そう)
まずはAyaさんから遠いとされるタイプからです。
①キュート⇨プラスチックやビーズなどのキッチュな装飾ではなく、上質で洗練されたものの方がよりお似合いになります。細々した装飾よりも、ぱっとひとつ大きく華やかなものがさらにお得意です。
②ファッショナブル⇨「シャープな華やかさ」よりも「柔らかく甘い華やかさ」をお持ちです。温和で柔らかな優しい印象が強く表れています。
③フェミニン⇨中庸を目指す必要はありません。小花柄よりもつけるならば大きい滲むような花柄が◎。つけるならつける!つけないならつけない!振り切った装いが洗練さを生みます。
④グレース⇨とても上品ではありますが、冠婚葬祭のような窮屈な装いよりもドレスアップのフォーマルさがさらにお似合いになります。真面目な気分の時だったり必要に迫られない限り、どフォーマルは窮屈な装いになるので必須ではありません。
グレースが4番目に外れたぁ〜〜!!
なるほど、Ayaさんの魅力が一番発揮されるフォーマルはドレスアップしたフォーマル。
結果:ナチュラルロマンス
キーワード:『風が通り抜けるような爽やかさ』『ヘルシーな色気』『フォーマル(=ドレッシー)スタイル◎』 女性らしく華やかですが、同時についつい話しかけたくなるような親しみやすさや爽やかな魅力をお持ちです。
パッとお花が咲いたような、明るく爽やかで優しい華やかさが勝田様のチャームポイントです!
背中やデコルテの露出もいやらしくなくヘルシーでセクシーに決まります
相反する魅力をお持ちなので、お似合いになるものの範囲がとても広いのが素晴らしいところ。
カジュアルな装いの際はヘアメイクを女性らしく、ドレッシーな装いの時は形などでどこかに抜け感をプラスするとさらに魅力的に見えます。
アイメイクは人工的な色を使うとやややりすぎ感が出てしまいがちなので、陰影や血色を足すようなイメージで行うとしっくりきやすいかと思います。
めちゃくちゃおもしろーーーい!!!
たしかにAyaさんってめちゃんこ爽やかで風そのもの!!
でも甘いしっとりさもあって、TMさんのように人工の風を吹かせなくても、現れるだけでその場に清涼感が生まれますし、消臭力を置かなくても、空気が浄化されます。
暑い夏に会いたい…(いや冬も会いたいですが)
個人的には「相反する魅力」というところがステキで憧れちゃう!
爽やか(ナチュラル)で甘い(ロマンス)なんて最高じゃないですか! くれ!
カジュアルな装いの際はヘアメイクを女性らしく、ドレッシーな装いの時は形などでどこかに抜け感をプラスするとさらに魅力的に見えます。
なんとも奥行きがあるー!
難しそうだけど、もともとオシャレやファッションが好きでセンスが良いAyaさんならすごく楽しめそう!
パーソナルカラーは夏で明度無双
ちなみに、パーソナルカラーは夏だそうです!
夏、ブルーベース、高明度、低彩度、濁色。
色選びの優先順位は明度(高)>>>ベースカラー(青み)>彩度(低)≒濁色
夏の色の中ではブルーグレーなどの堅苦しい印象の色よりも、ネイビーやピンクベージュ、ココアブラウンなど柔らかさと女性らしさを感じるような色が特におすすめです。
診断後のナチュロマのオケージョンスタイル
そんなAyaさんが、お友達の結婚式に参列した時のオケージョンスタイルをInstagramのストーリーに載せていらしたんです。
それはもうビューティホーで、ナチュロマの落とし込みポイントもバッチリ記載してあって、大興奮。
記事にさせてもらっていいですか?とお願いしたところ、煮るなり焼くなり好きにしてくださいと太っ腹なお返事をいただいたので、どどんとコメントつきでご紹介しちゃいます。
「背中やデコルテは出してもOK!手首足首は出した方が良い!とアドバイスいただいたので、程よく肌を見せられるレースで透け感ある素材を選びました。
また、PC夏で高明度優先であること、うい先生が合わせてくださった明るいブルーが肌に合ったのを覚えていたので、春らしく明るめのブルーにしました」
「バッグは本来PC的には異なるタイプのイエローですが、「PCが違うものは小物で取り入れていいよ!」という、うい先生のアドバイスに背中を押され、アクセントとして持ちました。小振りなのであまり浮きませんでした。
靴のこだわりは、あまりないですがレースのドレスが甘く見えすぎないように、ラウンドではなくポインテッドトゥを選びました」
「ナチュラルロマンスは「ドレッシーな装いのときはヘアスタイルで抜け感を」というアドバイスがあったことと、場所の雰囲気に合わせて、オールアップにせず、今回はふわっとした編み下ろしにしていただきました」
うい先生の総評も聞いてきました!
松重初(うい)さん
Twitter:@matsushige_ui
Instagram:matsushige_ui
サロンHP:EYP Consulting
YouTube:うい先生のイメージ戦略室
ファイナラメンバーがこぞって頼りにするイメージコンサルティングの先生。
パーソナルカラーとパーソナルデザインを組み合わせた診断は大大大大人気で、1ヶ月分の予約があっという間に満席。
予約受付の最新情報に関してはツイッターをご覧ください。
うい先生:まずはじめに、短期間でこんなにしっかり落とし込みをなさった点、とても素晴らしいです!色選びも秀逸ですね。
夏のミディアムブルーをチョイスなさっていますが、あやさんの爽やかさと日中のガーデンチャペルでのお式というTPOにもバッチリはまっています。
デコルテや背中、肩のレースがやや粗く肌が見えている点もヘルシーで爽やかな色気に繋がっており惚れ惚れします。
清涼感のある色だったり、レースの形や配置がやや直線的だったりと甘くなりすぎないコーディネートにヘアスタイルで少し柔らかさと甘さを足しており、相反する魅力をしっかりとまとめあげています。
メイクに関しても人工的ではない滲み出るような艶感を意識なさったということで、あやさんのナチュラルでヘルシーな美しさがさらに際立っていたことと存じます。
(ちなみにあやさんのお召しになっているドレスは、色々な形のレースが組み合わさっているので小さな変化が得意なキュートさんにもおすすめです。ただキュートさんがお召しになる場合は肌の透け感があまり目立ちすぎないように下にお召しになるものを工夫して、さらにベルトや小物類で変化を足してあげると良いですね。)
ーーグレースファッショナブルの私がこのドレスを着たら激しく事故りそうですね…。
うい先生:ヒツコスさんにこのドレスを着ていただくなら、まず裏地を貼るところからスタートしたいです!
ーー笑っ!!
うい先生:そして袖をぶった切ってノースリーブにしたいです。
ーー(もう別物…!!)
いかがでしたか?
ゲストをお迎えしてパーソナルデザインのお話を聞くと、人によって違うPDや個性や魅力と共に、自分のPDに対しても考察と理解が深まりますます楽しくなりますよね。
ちょっと話は変わるのですが、Ayaさんが今回のドレスを着て参列された結婚式場に、偶然ヒツコスも別件で行く機会があり、噛み締めてきたところだったのです…!
早くも噛み締め・オブ・ザ・イヤー候補。通い詰めようと心に決めた場所です。
そちらのレポートはまた今度。お楽しみに。
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