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【姿勢矯正FA】何をしても猫背だったあなたへ!背中の筋トレで目指せ姿勢美人!

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姿勢美人を目指しましょう、と言われても

姿勢が良いと美人に見える。
どれだけ造形が整っていても、猫背では美人に見えない。
だから姿勢美人になりましょう!

この言葉に励まされ
「生まれつきの美人は無理でも、姿勢美人にはなれるんだ! よし頑張ろう!」と思った人、少なくはないのではないでしょうか。
何を隠そう、私もそのひとり。

肌美人とか、会話美人とか、再現性ありそうな○○美人にはめっぽう弱い。締切美人もヨロシクネ。

でも、どうでしょう。
姿勢美人は簡単なのでしょうか。

これがねえ…

全っ然難しい。

「ひょっとして、生まれつき美人クラスに難しいんじゃないか…?」
と疑問を持ってしまう程度には難しいんですよ!!

私は幼少期から体が弱く、筋力もなく、絵を描き、本ばかり読んでおりましたので
筋金入りの猫背なんですね。

だから、猫背の改善には、お金も時間もかけました。

美しいしぐさになるための個人レッスンを6回みっちり受けましたし、
2年通ったボイトレでは、しっかり姿勢のことも習いましたし、
色気を学ぶ講座でも美しい立ち姿について学びましたし、
タカラジェンヌのウォーキングレッスンも行きましたし、
スピリチュアルな歯医者さんに「最近学会で発表された猫背を治すすごいストレッチ」なるものも教えてもらったんですよ!

でもダメだった!!
全部全部ダメだった!!!

いえ、正確にはダメじゃないんです。
「姿勢いいね」なんて褒めて頂くことも、少なくないんです。

ただ「今美しい姿勢を保っているのか」ぜんっぜんわからない状態で姿勢を維持していたんです。
首は伸びているだろうか。肩は落とせているだろうか。お腹は出ていないだろうか。
一個一個確認して、ようやく姿勢を保っていたのです。何度やっても暗中模索。

友達と食事をしてても、はじめましての場所に出かけても、
「私の姿勢は今正しいのだろうか」
「姿勢よくしようとして失敗してる人になっていないだろうか」
「姿勢よくしようとして失敗してる人になってるくらいなら、もう猫背のほうがいいんじゃないだろうか」
と、気が気でなく、家に帰る頃には心身ともにグッタリ。

「こんなにシンドイなら、姿勢美人なんてならなくていい」
出かけるたびに、そんなことを思っていました。

実際、家では、猫背になりまくりでした。集中してるときに背筋を伸ばすなんて気が散ってできませんし、寝るときすら猫背。
「李家幽竹先生も、疲れてるときは体を丸くして眠るといいって、本で言ってたし…」猫背のいいわけに風水まで持ってくる始末…。

私は、美しい姿勢と、全然共存関係にありませんでした。姿勢を崩したい体と、美人をゲットしたい私の欲で、いつも内戦ぼっ発。

で、こんな状態ですから、油断したときの姿が本当にひどい。
何より衝撃を受けたのが、ふと撮られた写真を見たとき。

マジでこんな姿勢だったんです!!!!

あんなに姿勢に関してレッスンを受けてきたのに。
毎回暗中模索で姿勢を保ってる、とは言いながらも、ちょっとした自負はあったんです。

なのにですよ。ちょっと油断したら、これ。

「もうヤダ」
私は姿勢美人を、投げ出したくなりました。

私は、筋肉もつきづらいし、おそらく骨格も美しい姿勢に向いてない形をしていて、きっと不利な体なんだろう。
このまま苦しい努力を続けるか、もう大人しく猫背でいるか、選択しなければならない。
私は人知れず追い詰められていました。大変な努力をしたのち、それが実らないと、人間はダークサイドに落ちてしまうのです。
私だけかもしれん。弱くて恥ずかしいわい。

姿勢美人の答えは意外なところに

 

やさぐれかけていたとき、光が見えました。
それは、パーソナルトレーニングのジムで背中の筋トレをしていたときです。
3年くらい、ほぼ下半身のみ鍛えていたのですが、
ここ1年は、上半身のトレーニングにも力を入れていました。
「上半身も力をつけないと、結局脚は痩せない」という情報を手に入れたからです。
はよ言うてほしかった。

そんな上半身を鍛えるメニューのひとつが、ラットプルダウン。

棒を引っ張って鍛えるものなんですけど、これ、腕の力を使っちゃダメなんですね。
画像を見ると、めちゃくちゃ腕使って引っ張ってるやん、って感じなんですけど、背中を使って引っ張るんです。

これがすごく良かった!

最初は腕を使っちゃうんですけど、じょじょに背中が使えるようになるんですね。

すると、どうなるかと言いますと…。

自宅に戻っても、背中が動かせる感覚があるので、面白くて、肩甲骨を下げたくなるんですよ。
そしてふと「あれ? 今ならきれいな姿勢、やれるんじゃないか?」と感じたんです。

すると、あれまあ! 首も伸ばせる! 肩も下げられる! 背中も寄せられる! 下腹に力が入る!
パーフェクト!! 美しい姿勢への理解がパーフェクトなんですよ!!
それがもう…面白くて!!!

体を狙ったとおりに動かせるって、面白いんですよ。

それから私は、誰も見ていない家でも、ずっと美しい姿勢をキープしました。
美意識が高まったんじゃありません。
楽しかったからです。

わかれば面白いし、面白ければやるんですよ。

そして気づきます。
美しい姿勢には、背中を使うことが必須なのだと。

私に足りなかったのは、背中を鍛えるという発想だったのです。

姿勢矯正には、背中を鍛えるがFA

 

背中を鍛えて気づいたことがあります。私には今まで、背中を使うという概念がなかったのです。

でもどうやら、現代人のほとんどが、背中を使えていないとのこと。
意識的に鍛えないとなかなか難しいようです。

私が美しい姿勢のキープがつらかったのは、背中以外でどうにかしようとしていたからです。
本来使うべき背中を使ってないから、姿勢のキープがつらくて仕方がない。

骨格が悪いわけでもない。
筋肉がつきづらいからじゃない。

背中の使い方がわからなかったから、美しい姿勢がつらかっただけなのです。

自分で鍛えてもいいけれど個人的にオススメはパーソナルトレーニング

 

もともと運動していた方や、身体能力が高い方は、ご自身で背中を鍛えるのもいいと思います。今はエクササイズ系のDVDも充実していますしね。

でも、私個人は、パーソナルトレーニングをおすすめしたいです。

自分ができていないことを指摘してもらえるので、ひとりでやるより圧倒的に早く背中を使えるようになるのが魅力です。

 

さらに、トレーニングの指導だけではなく「腕に力が入ってると、なかなか背中って使えないんですよ」と、自分でも気づかない緊張にも気づいてくれて、ゆるめたりしてくれます。

私はとっても不器用で身体能力が低いので、パーソナルトレーニングでなければ、背中を鍛えるのは難しかったです。

自分ひとりのトレーニングにせよ、パーソナルトレーニングにせよ、トレーニングは大変ですよね。
でも、一生姿勢で悩んだり、ふと撮られる写真に脅えたりすることを考えたら、絶対絶対、やる価値があります!

〇〇美人戦国時代の昨今、姿勢美人は押さえておいて損はないのではないでしょうか。健康寿命ものびそうですしね。

家でのトレーニング

人間は巻き肩になる運命にあるらしいので、家でのエクササイズも教えて頂きました。

 

これをやると、肩をフラットにできるとのことです。
ぜひスキマ時間にやってみてください。

私にとって美しい姿勢とは

美しい姿勢は、私にとってコルセットでしかなかったんです。
本来の自分を隠す、対外的なものです。

それが、今では、自分が気持ちいいから、楽しいからするという、内発的なものになりました。
驚くことに、寝るときも、背筋を伸ばしています。

〇〇美人。これを目的にする。いいですね。とっても大切です。

でも、面白くて、自然とやっちゃう。結果、美しさもゲットできちゃう。
過程につらさしか見いだせない私にしては珍しく、そんな美容も最高だなって思いました。