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私が成功したネントレの実践方法

【親も子もハッピーなFA】わたしが成功したネントレの実践方法!

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2020年9月に育児はグッズにまみれてるで睡眠確保するならネントレ本を読もう!という記事を書かせていただきました。

ここにも書いたように、ネントレはわたしにとって睡眠確保のファイナルアンサーです!
言い換えれば、親も子もハッピーなFAだと私は思います。
睡眠は母親の体力やメンタルにおいて必須なものである。
ということで私は数分でもいいから睡眠時間を確保するためにねんねトレーニング(以下ネントレ)をはじめました。

試しては失敗し、うまくいってもまた問題が発生しての繰り返し。
これを記事にまとめるには大変だと思い先延ばしにしていました。 すみません…。

これ以上先延ばしにすると記憶から消えて書けなくなるといけないので、2冊のネントレ本を参考にしながら実践したことを書いていきたいと思います!

子どもって疲れると寝ないんです。

子供はなかなか寝ない

赤ちゃんってずっと寝てるイメージがあったのですが、実際には寝た!と思ったら起きるの繰り返しです。
真っ暗な夜になっても寝付くまでに時間がかかったり、抱っこで寝た!と思って布団におろすと背中スイッチが作動して起きる。

大人の思うようにはなかなかいきません。

私が読んだネントレ本によると、赤ちゃんがなかなか寝られないのは疲れすぎてるから!なんですって。
遊ばせて疲させるのはいいことなのですが、疲れすぎがNG!
赤ちゃんには起きていられる活動時間が月齢別であるのですが、それを超えてしまうと疲れすぎてしまうそうです。
大人なら疲れてたら即爆睡だと思うのですが、赤ちゃんは違います。

赤ちゃんは疲れるとなにやらホルモンが分泌されて逆に興奮してしまうとのこと。
夜早く寝かしつけさせたいなら昼寝はさせずに遊ばせて疲れさせればいいのでは?!と考えたこともありますが、実はこれ逆効果。
夜寝かせたいなら、疲れすぎる前に眠らせることが大切だそうです。
あくびしたり、目をこすったり、ぐずったりなどいろんな眠い合図をきっかけに寝かせると寝かしつけしやすいと書かれていました。

泣かせるネントレではなく、寄り添うネントレを実施

ネントレは、いろんなやり方があります。
有名なのはジーナ式です。別名泣かせるネントレとも言われています。
簡単に言うとベッドに赤ちゃんを置いてママは部屋からでて1人で寝付けるようにするやり方です。
泣いていてもグッと我慢。
泣き止まなかったら抱っこや添い寝は決してせず遠くから声をかけるだけ。
これをひたすら繰り返すと勝手に寝るようになるというやり方なんです。

参考書でも推奨されていたのでやってみたのですが…

辛すぎる…!!!!

ネントレは根気よくやらないと心が折れるとよく言われますが、早々から心が折れました。

しかし、そんな心ポキポキな私にもぴったりなメソッドがありました。
「フェイドアウトメソッド」です。

子どもを部屋にひとりにせず、寝るまでサポートをすることができるメソッド。
ただし、時間がかかる、目の前で泣かれることもあるため親が辛い、下の子がいる場合は難しいといったのデメリットも。

出典:ママと赤ちゃんのぐっすり本 「夜泣き・寝かしつけ・早朝起き」解決ガイド

時間はかかりそうだけど、これなら泣いててもそばで見守れそうなのでこちらを実践することにしました。

ネントレ成功の秘訣はメソッド&オリジナル

ネントレ本のメソッドを参考にするのはもちろんなのですが、赤ちゃんは十人十色。
そんなにメソッド通りにもいきません。
やっていて感じたのは赤ちゃんに合わせてやり方も工夫するということです。

メソッドを参考にやったこと

1.朝7時起き、夜19時寝の徹底

月齢の低い赤ちゃんは朝と夜の区別がついていません。
いきなり、本に書いてあるねんねスケジュール通りにやるのは難しいと思ったので、最初は朝7時に起こす、夜19時に寝かすというリズムをつけるようにしました。

寝ていても朝7時にはカーテンを開け、寝そうになくても19時前には寝室に連れて行くをひたすら徹底。
赤ちゃんは適応能力が早いんですよ。
ズレていたリズムが面白いぐらいに整っていきます。

2.部屋は真っ暗

部屋は真っ暗がマストです!
一筋の光も許してはなりませぬ!
娘の場合は早朝起き(朝4時とか5時に起きる)癖があったので、ここはシビアにやりました。

我が家の寝室はシャッターがあるところは閉めて、ないところは段ボールで塞ぎ、その上からカーテンを閉めて、隙間からも光が漏れないようにタオルやテープなどで塞いでいました。インテリアなガン無視です!
エアコンの光やオイルヒーターの液晶の光は段ボールやマスキングテープで遮断します!

そのおかげか暗くする=寝るという認識になっていきました。

3.ねんねスケジュール通りに寝かせる

赤ちゃんが起きていられる時間のことを活動時間といいます。
月齢によって活動時間がバラバラなので、これに合わせて睡眠をとらせるのがネントレの基本です。
例えば、生後0ヶ月から1ヶ月の赤ちゃんはたった40分しか起きていられないんです。短いー!
月齢が高くなれば活動時間も伸びていってまとまって寝るようになってきます。

ちなみに6ヶ月のとき(活動時間2時間〜2時間半)ぐらいのときはこんな感じのスケジュールでした。

6:00〜7:00 起床&授乳
9:00 朝寝
10:00 起床
11:30 離乳食&授乳
12:30〜14:00 昼寝
15:00 起床&授乳
18:00 お風呂
18:30 授乳
19:00 就寝(実際に寝るのは20時ごろ)
3:00 授乳

昼寝の寝かしつけが大変なのと夕寝をなかなかしてくれなかったので、理想のスケジュール通りにはいきませんでした。
ですが、スケジュールを意識して毎日同じように過ごすだけでも、生活リズムが身について寝つきやすくなってきます。

4.抱っこやトントンの癖はつけない

これは結構意識した部分です。
泣いていると早く泣き止ませたいから、抱っこやトントン、奥の手では授乳をしてしまうのですがこれを当たり前にしてしまうと「泣いたらそうしてくれるのね」と赤ちゃんが理解して癖になってしまいます。
ネントレ本では添い寝もあまりしないほうがいいと書いてありました。
寝かしつけの癖によっては早朝起きの原因にもなりやすいそうです。

でも絶対してはいけないことではありません。

やむを得ず泣き止まないのであれば抱っこやトントンはOK!
だけど、泣き止んだら再び寝床に戻すのがルールです。
といっても、大きくなってくると赤ちゃんはくっついてくるし、抱っこを求めてきたりもします。
まーちゃんの場合はくっつき虫だったので、何回も引き剥がしていました。
最終的に諦めて寝るのですが、すっごく心苦しかったです!

5.寝たふり

赤ちゃんが寝る時何か言ってると会話したくなりますが、ここは無視&寝たふりです。
ここで相手をしてしまうと遊んでもらえると勘違いさせてしまいます。
少しでも早く睡眠に促すために私は嘘の寝息をずっとスースー鳴らしていました。
スースー言い続けているとたまに本当に寝ちゃうので気をつけてください。

オリジナルでやったこと

6.赤ちゃんの気質を活かしたこと

先ほど癖を付けないために何回も引き剥がしたと書きましたが、まーちゃんはこれがどうも嫌みたいで連日泣き喚くことが多くありました。
そんなときに“赤ちゃんにはそれぞれ異なる気質がある”というのを知って、調べてみました。
興味のある方は「赤ちゃん 気質」で調べてみて下さい!

するとまーちゃんは“The甘えん坊タイプ”でした。
そのとき、まーちゃんは甘えたくてくっついてきたんだと確信。

そうだよね、赤ちゃんはみんなタイプがそれぞれ違うんだから、全部が全部その通りにはいくはずがない。
赤ちゃんの気持ちだって優先させてあげなければいけないと思って、その日からくっつくのはOKにしました。

ただし、添い寝ではなく私がそばに座って足とかにくっつくということです。
すると、まーちゃんが泣かずにスーッと寝るではありませんかー!!!

もうね、大反省ですよ。
ネントレはこうしなきゃいけない!っていうのを真面目に考えすぎていました。

旦那さんの協力も必要

ネントレは赤ちゃんに合わせた生活スタイルになるので、旦那さんにも協力してもらう必要があります。
また、慣れるまでは泣き続けることもあるのでそこにも理解が必要です。
我が家の場合、最初夫は「そんな無理せんでも…」みたいな感じでしたが、最終的にはネントレやってよかったねと言ってくれました。
しかも、寝かしつけをやってくれるようになったのです。
今では「世の中の旦那さんはみんな寝かしつけをするべきだ!」と主張をするようになりました。
最初泣かれるのが嫌で落ち込んでいたのが嘘のようです。
そこまで自信がついたのはネントレのおかげなんじゃないかなと思います。

ネントレで19時過ぎの自由時間ゲットだぜ!

生後2ヶ月ぐらいから初めて、最初は寝かしつけまで時間がかかりましたが、7〜8ヶ月ごろには19時すぎに寝るのが当たり前になりました。
通しで寝るようになったのは1歳ぐらいのことです。
途中辛すぎる夜泣きもありましたが、なんとか乗り切りました。無心で2時間泣き声を聞いていたのが懐かしい…。
私も夫もがんばったなー。としみじみ。
通しで寝るようになっても早朝起きは全然直らなかったのですが、最近になって(2歳近く)6時すぎまで寝るのが当たり前になってきました。
朝4時5時から起こされるのは流石にしんどかったので、めちゃくちゃ嬉しいです。

こうしてみるとネントレは積立投資と似てます。
時間と手間がかかりますが、結果をみると利益が十分にある先行投資です。
減益になることはまずほとんどなく、投資した分だけ後々利益が上回ります!やっほーい!
ビギナーでも始められる案件ですよ。

ちなみに、赤ちゃんが体調悪い時はネントレは中止です。
体調が優先なので寄り添ってあげてください。

メンタルも生活も豊かになるネントレはFA!

ネントレのおかげで、抱っこによる寝かしつけもしなくて良くなったし、19時〜20時には寝るので自分の時間が増えました。
子どもができてから自分の時間があるありがたみがものすごくわかったんですよ。
なので19時以降の時間はめちゃくちゃ噛み締めて過ごしています。
ゆっくりお風呂やスキンケアをしたり、本を読んだり、誰かとLINEしたり、夫としゃべったりとこういう時間が本当に幸せです。
決して子どもが邪魔とか言っているわけではありません。
自分の時間を過ごしたり、睡眠時間を確保できることはメンタルの安定につながり、子どもにも家族にも優しく接することができるので必要なことだと思っています。

ここからは予想なのですが、しっかり10〜12時間近く寝ているのでまーちゃんは割と身体が丈夫です。
風邪はひくことはありますが、熱はあまりだしたことありません。
基本元気で、食欲もモリモリなので、真っ暗な部屋でしっかりと睡眠をとれているからなのかなと思いました。

成功の秘訣はやり方が多少ゆるくてもいいから、完璧主義になりすぎず一貫性をもって根気よく継続することだと思います。
赤ちゃんは適応能力がずば抜けて高いので、続けていれば必ず答えてくれます。
寝かしつけに手こずっている、自分時間や睡眠時間を確保したいという方は、ちょっと辛いかもですが実践してみてほしいです!