【歯科矯正レポート #1】歯科矯正の初期は口内炎の痛みとの戦い!
こんにちは、ハチです。
以前少しだけ記事に書きましたが、歯科矯正を始めました!
始める前はかーなーり緊張していたので、心を落ち着かせるために矯正を経験した友人に話を聞いて記事にしていました。
細かく答えてもらったお陰で不安が解消され、準備万端で矯正に挑めましたよ!
今度は私が、矯正が気になっている方や矯正する予定がある方の参考になるお話をお届けできればと思っています。
矯正を始めて約2ヶ月の気付きをレポートです。
器具を着ける前から矯正が始まっている
矯正をしたい!!! よっしゃ〜〜〜やったるで〜〜〜!!!! と意気揚々に歯科医院のドアを叩いたのが5月の上旬。
そこから検査とカウンセリングなどを経て、実際に矯正器具を装着したのは10月に入ってから。
期間で言うと5ヶ月。通院数は計11回。
器具を装着するまでこんなに時間がかかるとは思っていなかったので、途中で心が折れかけ、「もしやぼったくられているんじゃあ〜ないのか?」と疑っておりました。
しかしこれには訳がありまして……私の歯茎の状態があまりよろしくなかったのです。
歯茎が炎症していた
毎日しっかり歯磨きをして、3日に1回はデンタルフロスをして…… と、結構気を使っていたつもりですが、ぜんっっっっぜんダメでした。
磨きが甘かった!!!!
歯茎に針状の器具を刺して歯茎の溝の深さを測り、歯肉が腫れていないか、歯の周りの骨が溶けていないかをチェックする歯周病検査を行いました。
検査の結果、溝は4mmが多く、一番深いところで6mm。
歯茎の出血も多々ありました。
4mm以上の深さがあり、出血をしていると歯茎の状態がよろしくないのだそう。
なんと私の歯茎、
バリバリに炎症していました!!!
ガーーーーーン…… ショック…… 。
歯茎の状態が良くないと矯正をしても歯の動きが悪いので、炎症が治るまで器具装着はお預け。
ここから歯茎の炎症治療がスタートします…… 。
炎症を治すには日々の丁寧な歯磨きと、歯科医院で歯周ポケットの中の歯石を取る必要があります。
しかも、歯石取りだけでも保険の都合により4回に分けての通院が必要でした。
歯磨き指導を受け、毎日フロスを使い、歯ブラシが届きにくい場所を意識して磨き、5、6回通院してようやく歯茎の炎症が治りました!
最初に歯周病検査を受けた時はあんなにチクチクして涙が出るほど痛かったのに、再度検査をしたときはそこまで痛みを感じませんでした!!!
手応えあり!!!!
虫歯が発見される
ようやく器具が着けられるーー! と思ったのも束の間、今度は虫歯チェックで虫歯発見!!!!!
奥歯に小さい虫歯があったようで、ここは先に治しておいた方が良いという話になり、大人しく治療しました…… 。
下準備だけでどれぐらいかかったのやら…… 。
でもこれも必要な準備のはず!!!!
もし歯科矯正を考えている方がいらっしゃったら、丁寧に歯を検査してくれるところで定期検診してもらいましょう。
私の場合は今まで違う歯科医院に通っていた時、特に問題がないと診断されていましたのでね…… 。
ようやく歯科矯正器具を装着
10月上旬に念願の矯正器具を装着!!!!!
ここまでよく頑張った〜〜〜〜!!
しかし本当の戦いはこれからなのです。
歯並びがずれて前歯が目立つのが気になっていた
私の矯正前の口元はこんな感じ。
上の側切歯が後ろにズレていて、大きめの前歯がさらに目立ってしまうのが気になっていました。
歯が前後にズレていると、歯に影ができるのも気になる。
さらにガミースマイル…… 。
しかしこれは口角を上げて笑う練習をすればなんとかなりそうなので、とにかく前歯を!!! 前歯をなんとかしてください!! 先生!!
カウンセリングの結果抜歯なしで矯正器具を装着
上の歯は全て生えていて14本。
下の歯は12本。
先天性欠損歯といって、元から下の左右の側切歯が2本ないのです。
上下の歯の本数が違うので、独自の噛み合わせになっているそう。
ちなみに親知らずは1本しか生えてこず、1本だけ数年前に抜いています。
検査をしたところ、前歯が突出しているわけではなく、側切歯が後ろにズレているせいで前歯が目立っているだけだったので、抜歯せずに進めていきます。
上の歯を抜くと逆に口がすぼまって口元が下がり、人中が伸びる可能性があるそうです。
抜歯がないので痛みも強くなく、3週間に1回のペースで通えたら1年半で終わる予定とのこと。
1ヶ月で歯が結構動いた
器具を装着してどのぐらいの期間で歯が動くのか気になりますよね。
矯正器具を装着して1ヶ月、2ヶ月後の写真をご覧ください。
(1ヶ月後の開口写真を撮りそびれました。すみません…… )
1ヶ月でも結構動いてる〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
フロスするときにスゥッと糸が通りやすくなり、隙間ができているのを実感します。
見た目も結構変わりました。
上の歯の側切歯が前に出てきているのがわかりますでしょうか。
毎日ちょっとずつちょっとずつ動いているので、ぶっちゃけ私自身しばらく気が付きませんでした。
器具を装着して4週間後に初回のワイヤー調節をしたのですが、先生から 「よく動いてるね!」と言ってもらえたのでちゃんと動いているようです!
ワイヤーを調節して、さらに上下の側切歯(下は側切歯がないので犬歯)が引っ張られているので、2ヶ月後の現在はかなり歯が整っています。
最初からこのぐらい揃っていたら矯正を考えてなかっただろうな、と思うぐらいです。
しかしまだ前歯を揃えただけで収まりが悪く、口が閉じにくい状態。
今後この前歯をどう収めるか、経過観察しながら調整する予定です。
とはいえまだまだ初期の段階なので、焦りは禁物。
ちょっと前歯が出ましたが、前歯が綺麗に揃っているのでずっと鏡を見てうっとりしてしまう!!!
歯が整ってて気持ちいいいいいい!!!!! こんなに歯が綺麗に並んでるなんて夢みたい〜〜〜〜!!!! うっとり〜〜〜!!!
抜歯をしていないのでそこまで痛くない
私が矯正をする前に気になっていたことナンバーワン。
それは歯の痛み!!!!
みんな慣れる慣れるって言うけど、本当に慣れるの!?!?!?
耐えられる痛みなの!?!??!?!? と、ず〜〜っと疑っていました。
矯正の先輩たちの話は本当です!!!
痛みに弱い私でも、慣れる!!!!!!
人間の体ってすごい…… !
器具を装着してすぐは少しだけ歯茎が痛くて、前歯にコップのフチが当たるとジ〜〜〜〜ンと響くような痛みがありました。
なにかが当たらない限り痛くないので鎮痛剤も必要なかったですし、痛いというよりむず痒くて気持ち悪いという感覚の方が強かったです。
さらに1ヶ月もすると最初はあんなに違和感があったのに違和感がありません。
ワイヤー調整した直後でもそこまで痛みを感じません!
抜歯をしていないので歯がそこまで動かない分、痛みも弱いのだと思います。
大掛かりな手術をともなう矯正になると痛みも強いのでしょう。
私の場合、矯正器具を装着した歯茎や歯の痛みより、も〜〜〜っと辛いのは口内炎でした…… 。
歯科矯正器具は口内炎製造機 塗り薬が手放せない
歯科矯正の最大の敵、口内炎!!!!!!!!!
覚悟はしていましたが、も〜〜〜〜〜あっちもこっちも口内炎!!!!
器具の出っ張りが粘膜に突き刺さるやら、器具で頬の肉を挟むやら、ついつい舌で器具をなぞって舌が切れるやら、もはや怪我!
1ヶ月もすると口内炎に慣れてきて、口内炎ができているのに痛みを感じないことがあるのですが、たまに出現する厄介な口内炎。
空気が触れるだけで歯茎までズキズキするラスボス級の激痛口内炎!!!!
そんな時に助けられたのがこのメディケアシリーズのデンタルクリーム。
(フタを無くした写真ですみません…… 。)
食べるとき、飲むとき、歯磨きするとき、涙が出るレベルの痛みだったのですが、この薬を食事の15分前に塗ると局所麻酔作用で痛みが和らぎます!
矯正をしていなくても口内炎がよくできる人におすすめの薬です。
昔から口内炎ができやすかったので、手放せません。
歯科医院でも薬はもらえますし、あまりにも頑固な口内炎だったらレーザーを打って治療してもらえるので、診てもらうのもおすすめです。
器具が刺さって痛いならワックスを使おう
粘膜に器具が刺さって痛いなら、器具を覆えばいいじゃない。
歯科矯正用ワックス オーソシル
歯科医院でいただきました。
適量のワックスを手に取り、当たって痛いところの器具に貼り付けて粘膜を保護するアイテムです。
一度歯科医院で使う練習をしましたが、いちいち付けたり外したりするのが面倒使っていません。
刺激を与えまくって耐性をつけようというスパルタ方針。
痛みに弱いくせになぜかこういうとこで我慢してしまいます…… 。
ということで、初回の歯科矯正レポートをお送りしました。
私のように痛いのが怖いという方もいらっしゃると思いますが、ガチで慣れます。
そして、薬とワックスがあれば最初の口内炎の痛みを乗り越えられるので安心してください!!!
次回は歯科矯正中のおすすめご飯やケアグッズなどと共に経過をレポートしていきたいと思います!
あわせて読みたい