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【ストイックじゃなくてラク】1日1食生活をして気付いたこと

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こんにちは。
6月に実施したファスティングにより、怒涛のボーナスステージに突入したヒツコスです。

その詳細については、こちらの記事をご覧ください。

記事内で宣言しているように、先月には3日間ファスティングも実行しました。
「それ以上痩せなくていいよ」とトレーナーストップが入るまでに、またしっかり変化があったのですが、私としては何が何でも痩せたいからファスティングを続けているのではなく、身体が楽で楽でしゃあないのでファスティングをしてしまう。その結果痩せてしまった、という感じです。

ヤク中ならぬ、ラク中です。

なぜこんなにラリってしまったのか。できることならマジで毎日ファスティングしちゃいたい。
しかしさすがにそんなわけにいかないし、逆に健康的によくない。
でも、身体が忘れられないんだ、あのラクさを……。
くれよ、もう一度あの空っぽの快適さをよぉ。

空腹の魅力に取り憑かれた女の1日1食生活

ということで、空腹の想像以上の魅力にノックアウトされた私。
本日は、1日1食-1.5食生活の経過をご報告します。※以下1日1食で統一します
こっちもすごいんだー!

【注意】
本内容は、どんな人にも1日1食を推奨するものでは全くぜんぜんありません。
私は、自分自身のライフスタイルやこれまでの病歴や身体の変化を加味した上で、今はそうしているということですのどうぞあしからず。
逆に、「1日5食炭水化物を12分目に食べるとオートファジー以上のオートがファジーしちゃうんだってよ」という研究論文が世に出たなら華麗に寝返ることでしょう。

1日1食生活の食事メニューはこんな感じ

では早速、1日1食になってどんなものをどれだけ食べているのか?
まだ試行錯誤は続けていきますが、一旦こんな感じで落ち着いています。

ヒツコスのスペック

・年齢41歳
・超在宅ワーク
・生理順調・婦人科系の疾患なし
・出産経験なし
・平熱36.5度
・アトピーもちだがここ何年も封印中
・BMI18-18.5
・もともと1日3食ではない(何十年も)
・ジムは行くがそれ以外の日常の運動量・活動量は低め
・糖質の摂取量が増えるとだるくなる・疲れやすくなる・下痢になる・生理が重くなる

case1.

朝:最強酵素1包

昼:最強酵素3包・コーヒーにC8オイルとアーモンドミルクを入れたもの・パラダイスハーブ+プロテイン

夕:最強酵素1包・ピーマンとかつお節の炒めもの・近所の焼き鳥屋さんでテイクアウトした焼き鳥(モモ2本・つくね1本・砂肝2本)

case2.

朝:最強酵素1包・コーヒーにC8オイルとアーモンドミルクとコラーゲンペプチドを入れたもの

昼:オートミール米化の混ぜご飯(ミョウガ・大葉・ツナ・胡麻・ポン酢)玉ねぎと卵のスープ

夕:最強酵素3包・パラダイスハーブ・玉ねぎと卵のスープ

case3.

朝:最強酵素1包・コーヒーにC8オイルとアーモンドミルクとコラーゲンペプチドを入れたもの

昼:外食でシュラスコ(とにかく色んなお肉・フルーツ)・カフェラテ

夕:最強酵素3包・パラダイスハーブ

こんな感じです!
基本、固形食は1日1回というマイルールにしましたが、たいていの1日1食法ではナッツや卵やコーヒーなどなら間食はOKとなっています。
食事回数が減った分、最強酵素の摂取量はドカンと増えました。
最強酵素はもはや新しい食事と思えば、出費も気にならないー。ちょっとは気になるけどー。
でも、摂取しているとしていないでは快適度が全然ちがうので必要経費です。

1日1食生活になって気付いたことよかったこと

ズバリ痩せる

そらそうですわな、という感じですが。
痩せます!!

痩せる

ファスティングをすると、当然のことですが、体重や体脂肪は減少します。
でも、終えてからしばらくすると少しは戻るものなんですね。
例えば、直後に2キロ落ちたとして1週間後には1キロ戻る、みたいな。失敗じゃなくてそれが通常なんです。
そうした状態でファスティングを何回か続けていくと、減る⇨少し戻るを繰り返して、結果的にゆるやかに体重が落ちていくということになります。

ところが私は、ファスティングを終えると同時に1日1食生活を始めたものですから、体重の戻りがなかったんです。
そのまま翌月に3日間ファスティング突入して、2ヶ月で計5キロ落ちました。
しかも筋肉量・代謝量は落ちず、体重と体脂肪だけ。自分で言うのもなんだけど40歳すぎてこの成績けっこうすごくない!?
これは筋トレをしていることも大いに関係していると思います。やっぱ筋トレFA。
しかし、さすがにトレーナーから「別に調子悪くなさそうだけど痩せるペースちょっと気をつけて」と言われたので、今月は1日ファスティングのみにしました。

意外とお腹がグーとならない

私は南雲先生のお腹グーッ法を指針として、空腹時間をエンジョイする予定だったのですが、ここで誤算と発見。

お腹がグーッとならない。

南雲先生式お腹グーッ法

①1回目のグーッ⇨若返りホルモンである「成長ホルモン」が分泌され、肌や粘膜を再生してくれる。
②2回目のグーッ⇨若返り遺伝子である「サーチュイン遺伝子」が活性化して、全身の傷ついた遺伝子を修復してくれる。
③3回目のグーッ⇨長寿ホルモンである「アディポネクチン」が脂肪細胞から分泌され、血管を若返らせて動脈硬化や脳卒中の予防が期待できる。

0食なら鳴るんですよ。ファスティング中はグーグー鳴りまくりでした。
でも、1食食べるだけで人間のお腹って案外鳴らないものなんですね……!(たまーに鳴ることもある)

ウエスト

鳴らんどうしよと思ったのですが、グー待ちしていたら本当に何も食べない普通のファスティングになってしまうので、早々にグーッ法に見切りをつけることにしました。南雲先生ごめんよ……!

空腹を完全無視する快感

グーッは鳴らなくてもお腹は空くんですよ。

でも、無視。
完全無視。

これがまぁなんと快感で快適。
だって空腹時間を作るための1日1食なんですもん。空腹誘致。ウェルカムトゥザハングリー。

今までだったら、空腹を感じるのと同時に「さぁーお腹が空いたな、何か食べようかな」と考え始めるのが常。
それが、仕事や作業を中断するタイミングの合図だと捉えていました。
間違いではないかもしれませんが、正解でもなかったと1日1食生活をしてみて思います。

お腹が空いたままでは集中力が削がれるというのが思い込みだったと分かったからです。

その方程式は〝お腹が空いた=何か食べなきゃという前提〟があった場合に限るのだと思います。
お腹が空いているから集中力が途切れるのではなく、対応すべく思考のコストがかかるので、他のことに集中できなくなるというのが近いと思います。
その前提がはなから無ければ、今お腹が空いてるなと把握するだけ。それ以上に思考を巡らせる必要がありません。
めっちゃラク!!!!

睡眠時間が短くなって自由時間が増えた

睡眠

1日1食にしてから、睡眠時間が明らかに短くなりました。
起きたーと時計を確認すると4時間ぐらいしか経ってない。
でも寝不足という感じがするわけでもなく普通にスッキリ。それが2週間ぐらい続きましたね。
類似のご報告を他の方からもいただいたので、少食あるあるなのかもしれません。
そのうち、睡眠時間は6時間ぐらいに変わったのですが、睡眠負債観点でいくと、まだ短いですよね。
でも、内臓が疲れていないとこれぐらい短くなるものなのでは? という気がしています。
反対に、私は食べ過ぎると寝込むぐらいぐったり眠ってしまう傾向があります。
睡眠に関しては、これからまた変化があるのかもしれないですが、とりあえず使える時間が長くなったので、良し!

食事に費やす時間減で自由時間が増えた

当たり前のことですが、1日に1食にすると、1日の中で食事に費やす時間が減ります。
食事といっても、何を食べようかな?から、献立の組み立て、買い物、調理、後片付けを含めたら、けっこうな時間がかかります。
それが1日に1回でいい楽さ!!!
たとえウーバーだって、さぁどれにしようかな?とメニューとにらめっこする時間が1回でいんです。

そう、これは全てにおいて通じる感覚なんですが「1日1回しかない」のではなくて、「1日1回でいい」なんです。このラクさよ!!

時間がめっちゃ増えます!!

対して1食の時間と行為が濃密になる

時間が増えて余裕が出る分、肝心の1食に対しても変化がありました。
かつてなく1食にきっちりゆったり向き合えます。
何を食べようか考えるのも楽しいし、食材を切るのが楽しいし、炒めたり煮込んだりするのが楽しい。時間に追われてないから、食べながらせわしなくスマホを見ることもない。咀嚼や味に集中できる。
これは私にとって予想外のことでした。
食事回数が1回になることで、食べる時間と行為が濃密になりました。

1日1食は時間と選択のパラダイムシフト

身体面の快適さはもちろん、1日1食生活をしてみてここまで変わるのかと驚いたのは、「時間」と「選択」の拡張です。

時計

思えばなんですが、私は、会社員時代から、忙しい時に隙間時間をぬって急いで食べるという行為がめっっちゃくちゃしんどかったんです。
食べる時間を見つけることに意識を使うこと、短い時間で食べられるものを考えること、お腹に入れるためだけに食べること。満足感など少しもなく徒労感がよっぽど強く残っていたことを覚えています。
当時は食事はとるものという認識だったので、それでも食べていたのですが、一連の流れの中で特に「選択すること」に疲弊していました。

忙しい時点で、次から次へと決めないと進まないことがある局面だというのに、そこで食事のことを考え、食事をとらないといけないというルールに、脳のリソースをどんどん削られるような気がしていました。私の脳のキャパがそもそも小さいというのはあります。

人間は1日の中で何万回もの意思決定をしていると言われています。
しかし、その中で集中して決定できる回数はそう多くはないそうです。

そういう背景から、毎日同じ服を着ていることで有名なのがジョブズですよね。
ジョブズのような大物じゃなくても、どんな人生であれ意思決定は欠かせません。

大事な意思決定にこそリソースを注ぎたい。

平常時の1日1食は問題なかったのですが、難題によって煮詰まっている時は「食べてから考えよう誘惑」に襲われることが正直何回かありました。
でもさ、それでうまく乗りこなした実績と根拠ってあるのか? 自分に聞いてみます。いやー特段ないよね。
美味しいけどね。それは別にあとでゆっくり味わっても良くないか?
だから、思い切ってスルーして最強酵素ガバ飲みして炭酸水を飲んでしばらく過ごすと、あら不思議。
難題スッと終わってるー!

で、不思議なのが、タスクが落ち着いて、もう食べていい時間だとしても、あの時、あんなに食べたかった渇望感みたいなものはどこかに消えてなくなっているんです。
まーぼーろーしー!!
衝動の食欲は幻、なんだあの時やっぱり食べなくて良かったんじゃんって、これを何回か経験することで、身体が新しいルールを覚えるんだと思います。

今、同時進行で違う種類の仕事が走ってて、キャパ以上に忙しいんですが、なんとかなってるのは、1日1食による時間と選択の拡張のおかげ。
そう思っています。

ストイックじゃなくてラクだから

さて、1日1食生活をして感じたことを色々述べてきましたが、メリットを端的にまとめるとやっぱりこれに尽きると思います。

身体がラク! 頭がラク! 気分がラク!

3密も大事ですけど、3ラクも大事!

中田のあっちゃんが「皆1日1食の芸能人の話を聞いて、ストイックだねーって言うでしょ?あれ違うんだよ。やってみたら分かるけどラクなの。ラクだからそうしてるんだよ」と動画で話してたんです。
それを見た時、禿同、と強く思いました。

あと、全身の肌がめっちゃキレイになります。
終わり間際でこんな大事なこと言うなよって感じですが。

1日1食生活の経過レポは以上です。
また新しい発見や変化があったらご報告しますね。

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