現役ライターが オンライントレーニングで感じた 運動継続のポイント3つ
こんにちは。ほとりです。
突然ですが、みなさん、毎日運動しておられますか?
わたしは今、フリーランスのライターとして活動しています。基本的に一日中ずっと一人で仕事をしているライターにとって、心身のコンディションを適切に保つことは長く仕事をやっていくうえでもとても重要な課題です。
しかしながら現状は、通っていたスポーツジムにはここ数年足を運んでおらず、せっかく登録した市のトレーニングセンターにも、一度も行っていないありさま。
こんなわたしが、日常生活の中に運動習慣を取り入れるには、一体どうすればいいの?
そんなとき、所属しているライティングのオンラインサロンさんから、
「プロによるオンライントレーニングを受けてみませんか」
というありがたいお誘いを受けました。
しかも、指導をしてくださる齋藤雄介先生は、
- 指導歴12年のスポーツトレーナー
- 多くの現役アスリートたちの指導を手がける
- CSCS(認定ストレングス&コンディショニングスペシャリスト)や 鍼灸師の資格を所有
というすごい方です。
一日の平均歩数2000歩台の典型的な引きこもりライターが、そんなプロのオンライントレーニングについていけるのか? そして、運動習慣を継続できるのか?
今回は、そんな人生初のオンライントレーニング体験談と、そこから得られた運動を続けるためのポイントについてお伝えしていきます。
肩まわりの筋肉を鍛える! 濃厚な30分間のプログラム
今回体験したのは、「肩のトレーニング」と「体幹のトレーニング」でした。これらはいずれも1回30分であり、ほかにも「お尻のトレーニング」「サーキットトレーニング」などから好きなものを選ぶことができました。
なお、わたしがこれらを選んだのは、かつて四十肩に悩まされていたこと、そして大好きなフィギュアスケーターの演技を見るたびに「体幹がすごいなあ」と感じていたからです。
そのうち「肩」のトレーニングでは、齋藤先生と数人の受講生がZOOMでつながり、ウォーミングアップ&クールダウン、そして全部で5種類のトレーニングを行いました。
なお、齋藤先生によると四十肩や五十肩になる原因は、実は医学的にもまだはっきりしていないそうです。それでも肩甲骨や棘下筋、棘上筋などが大きく関係していると思われることから、トレーニングではそのあたりを重点的に動かしていきました。
当日のトレーニングは、どれも動き自体はそれほどハードではないものの、普段あまり動かしていない腕や肩の筋肉にじわじわと効いてくるものばかりでした。
そのなかでも特に印象的だったのが、肩甲骨の内側の筋肉を鍛えるトレーニングです。
※わかりやすくお伝えするためにとりんさんにやっていただきました!
1. うつ伏せに寝転がった状態で、腕を肩の真横に伸ばす。
2. そのまま親指を真上にして「グッドサイン👍」をつくる。
3. そのまま腕全体を持ち上げて5秒間キープ。このとき、ひじが曲がらないように注意する。
4. 10回×2セット繰り返す。肩と肩甲骨の内側が熱くなってきたらOK!
一連の動きをいざやってみると、最初は余裕だったものの、回数を重ねるにつれだんだんと手の位置が下がりがちに。そこからなんとか元の位置に戻そうとするものの、これがなかなかきつくて腕のプルプルが止まりませんでした。この手のひねりがじわりじわりと効いてくるんですよね!
なお、ある参加者の方がコメントで
「👍 ←この絵文字が憎らしく感じてきました。くそー! なぜ親指をあげるだけでこんなにつらいんだ」
と言っておられ、まさに「それな!!!」でした。
さらに、必死にトレーニング中をしている最中に、
「日焼けで顔も腕も黒い上に、Tシャツも黒だから、ぼくのこと認識しにくいですよね?」
「おせんべいのサラダ味って、いったい、何サラダの味なんでしょうね?」
「一、二、三、四……。今、一回多かったですよね?サービスだと思ってください!」
といった齋藤先生の迷言(?)が随所に飛び出し、笑いをこらえるために何度も腹筋をブルブルさせるハメになったのでした(笑)。
「続けたい!」と思った3つのポイントとは
人生初のオンラインレッスンは、
「ええっ? もう30分経ったの?」
と思えるほど、あっという間に終了。気がつくと全身が汗びっしょりになっていました。
なお、それから数日間は腕・肩回りの筋肉のブルブル感が続き、文字を書くのにも難儀するありさま。普段、いかに筋肉を動かしていないかを実感させられるハメになったのです。
そんな今回のオンラインレッスンの体験から、「これなら、続けられそうだ!」と思った3つのポイントを紹介します。
①リアルタイムでプロの指導を受けられる
1つめのポイントは、プロのトレーナーさんからリアルタイムで指導を受けられることです。これはライブ配信型のオンライントレーニングだからこそできることです。
レッスン中も、
「ほとりさん、腕が下がりがちなので注意してくださいね」
といった具合に、齋藤先生が参加者一人ひとりの名前を呼びながら、動きのポイントや問題点などをていねいに指摘してくださいました。
また体幹トレーニングの回で、わたしが腕立て伏せすらまともにできずにフルフルしていたところ、
「膝をついてもいいですよ」
と言ってくださったり、逆に動きに余裕がある方に対しては、
「●●さんはさらにこうしてみましょう!」
といった具合に、参加者のレベルや動きに合わせて的確なアドバイスをしていただけるのがとてもありがたかったです。
なお、一般的なオンライントレーニングには、好きな時間に動画を視聴するビデオ配信型もあります。しかし、これは予め収録された動画が一方的に配信されるだけなので、わたしのようにあまり運動に慣れていない人だと、
「わたしの動きはこれで正しいの?」
「そもそもこの運動は、わたしのレベルに合っているの?」
といった判断がなかなか難しいのではないかと思います。
その結果、せっかくのトレーニングなのに正しく動けていなかったり、自分のレベルに合わないムリな動きをすることで、体を痛めるようなことも起きてしまうかもしれません。
②家族を巻き込んで参加できる
2つ目のポイントは、家族もいっしょに巻き込んで参加できるということです。
一般的なスポーツジムでは、お子さんの同伴が禁止されているところがほとんどです。だから子持ちのママがジムに通おうと思うと、まずはお子さんの預け先を確保する必要があり、通うためのハードルがどうしても高くなりがちです。
なお、わが家では昔、夫が仕事帰りにジム通いをしていた時期がありました。しかし、日中、子どもの世話でくたくただったわたしからすると、
「なんであなただけが自由に外出して運動できるのよ」
というモヤモヤ感がどうしてもぬぐえなかったものです。
一方、オンライントレーニングならば、自宅でお子さんやパートナーさんといっしょに参加することもできます。これなら、夫婦のどちらが子どもをみているかといった不毛な争いは勃発しませんし、家族みんなで参加しても料金は変わらないので、その分、オトクにもなるでしょう(笑)。
わたしが参加した回では、小さなお子さんたちと一緒に参加した方もおられて、そのかわいい姿にこちらまで癒されました。
うちの夫も、わたしがトレーニングを受けている様子を見たことで、
「今週は参加しないの?」
「今度は僕もやってみようかな」
といった感じで興味を示すようになりました。
こうして家族を巻き込むことは、三日坊主の防止にもなるかもしれませんね。
③自分のやる気に左右されにくい
3つ目のポイントは、「自分のやる気=メンタル」にあまり左右されずに続けられるということです。
よく知られているように、オンライントレーニングはジムに通うのに比べ、参加するまでのハードルが低めです。そのため、たとえやる気に満ちあふれていないときであっても継続しやすいというメリットがあります。
実際にわたしがトレーニングに参加したときには、直前に親族の急病が発覚し、そのことで頭が一杯な状態でした。けれども、自宅でパソコンを開いて設定するだけだったので、なんとか自分を奮い立たせて参加することができました。
さらにそこで気持ちを切り替え、30分間無心で体を動かしたことによって、体だけでなく気持ちまでリフレッシュすることができたのです。
こうして、「運動する」→「気持ちが前向きになる」というメリットをしっかりと味わえたことで、「また参加したい!」という思いが強く芽生えたのでした。
オンラインレッスンの活用で心身を健やかに!
人生初のオンラインレッスンは、とても楽しい体験でした。ていねいな説明とサポートのおかげで初心者のわたしでもムリなくついていけましたし、しっかりと体を動かしたことで、心身ともにリフレッシュできました。
毎日、仕事や家事、育児、介護など、多忙な日々を過ごすわたしたち。そんな日常を健やかに過ごすための一つの手段として、オンライントレーニングを上手に活用してみてはいかがでしょうか。
齋藤先生のX(Twitter)はこちら
@Yu_suke_3110