【東京噛み締め女 #13】0831yummyは至高の社食。
私は現在フリーランスで、9.5割在宅勤務なので、お昼に関しては原則食事は自宅でとっている。
会社員時代を振り返ると、「社食」というものがある会社もあればない会社もあった。
社食がある会社では、500円前後で提供されているところや、パンなど未調理のものは無料のところもあった。
しかし、私はあまり社食を利用してこなかった方だ。
同じ会社の社員がめちゃくちゃいる状況がどうしても落ち着かない。
そして、すごく口に合うわけではない。
それと引き換えに、安価なありがたさと時間の節約をできる恩恵が社食というシステムだということは承知しているのだが、外に出て食べることが多かった。
会社員時代も社食とは縁遠く、当然この先もずっとその仕組みにあやかることはおそらくない。
社食は噛み締めない女。
ところが、3年前から、自主的社食が爆誕。したのである。
0831 yummy
『0831yummy』
たぶんおやさいと呼ぶのだと思います。
こちらのお店を知ったのは、当メディアにも何度か登場していただいているモンローさんに連れて行ってもらったのがきっかけ。
始まりは「美味しいお肉が食べたいよね」という会話からだったと思います。
「おすすめのお店があるよ。お肉も美味しいしストウブで出てくるトリュフュの炊き込みご飯が絶品なの」とモンローさんはおっしゃいました。
棚からぼたもち。お肉からトリュフュご飯。
なにそれすっごい食べたい。
ということで、0831写真アーカイブ(めちゃくちゃありました)からどどっと掘り起こして参りました。
ケチらずもう早速見せちゃいます。
0831に行ったら必ず食べるべし料理その1。
★厳選和牛の塩釜ローストビーフ
好きな部位を選ぶことができて、オーダーをしてから塩釜で登場。ちょっと時間がかかるものだから最初にオーダーしましょう!
ねーー!!牛だよーーー!!かわいいー!!
毎回撮っちゃうからフォルダがこの牛だらけだよー!!!
カンカンしてお肉を取り出すのをお客さん自身がやるイベントつき!!
んきゃー!!
尊い…。
一目瞭然。すっっっっばらしい熱の入り方。
ワサビや醤油やお塩などお好きな調味料でどうぞ。
これはまた別の日です。
0831に行ったら必ず食べるべし料理その2。
★トリュフGOHAN
さてさて、トリュフュご飯ですよ!!
炊き上がりを目の前で開けてくれます。
ほわっとした湯気と共に立ち上がるトリュフュの濃厚な香り。
世界で一番美味しいトリュフュの味わい方だと思う。
絶景かな。余は…余は満足じゃ…。
といつつ、罰当たりな卵かけご飯を作製。
幸せでしぬ。
トウモロコシの炊き込みご飯を注文したこともあります。夏満開〜。
たしかトリュフュご飯も一緒に注文して、余ってしまったんですけど、お持ち帰り用に包んでくださいました。家に着いた途端に爆速で平らげました。
言っておきますが、お肉と米だけをエンドレスに食べているわけではないです。
前菜も逸品です!!本当に何を食べても美味しいんだから!!
これはある時のカルパッチョ。盛り付けのセンスも好きぃ〜!!
あともうひとつ、推したい点があります。
こちらのお店、昼は日の明るさ、夜はライティングが抜群で、写真がめちゃくちゃ映えるんです!!
今回の料理の写真、自分で言いますけど、すごい綺麗でしたよね?
ほとんど調整要らずなんです。
壁の色も素敵なのでこんな風にやたら映えます。香水はモンローさんの。
モンローさんも私も食べることが好きなので、本来は、次はどのお店に行く?というタイプだと思うのですが、恒例的に「そろそろ行きたいね」と声をかけあう唯一のお店が0831。
住んでいるところから距離的には全然近くはないし、駅からも少し歩きますが関係なし。
いつからか、モンローさんとご飯を食べる時は0831だし、0831に行く時はモンローさんと行くという永久機関ができあがりました。
昨年の緊急事態宣言が明けてからモンローさんと会った時ももちろんここ。
安価と時間の節約のための社食とは真反対の社食ではありますが、私たちにとってはお互いフリーランスという環境下でお互いが安全な環境でいることを噛みしめる場所でもあります。路頭に迷ってたら、とても行けない。
だから、至高の社食。
比較的夏に伺うことが多かったからか、私の中では0831は夏の記憶と共にあります。
うだるような暑さの中を歩いてたり、道中陽炎に目を細めたり、日常に訪れる断片的な出来事と記憶がリンクして「あのお店に行きたい」という想いに集約されるのです。
なぜこんなセンチメンタルな気分になっているかという、こちらのお店は8月31日で閉店してしまうから。※移転を見据えての一旦の閉店らしいです
センチメンタルバスまっしぐら。
39度のとろけそうな日、炎天下の夢、プレイボールプレイゲーム。
夏とお肉とトリュフュとモンローさんと。
夏がくる度きっと思い出す。
過剰ではないのにスマートなスタッフさんのサービスや空気感が素晴らしいところも通い続けた大きな理由。
現在また緊急事態宣言下ではありますが、折を見て、感染対策に気をつけながら少人数で、ぜひこちらのお店に足を運んでみて欲しいと強く思います。
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